私は様々な所で霊視を行って来ましたが、どうも関西の方のほうが信仰心が篤いように感じます。
それは【西国三十三箇所めぐり】や【坂東三十三観音霊場めぐり】をしているとよく分かります。
【坂東三十三観音霊場】は朽ち果てそうな場所が沢山ありますから、本当に残念です。
私は霊視終了後に相談者の方と話をするのですが、
その時に「○○さんの供養や子供の時に亡くなられた○○さんの供養をするといいですよ!」と言う時があるのですが、
関西以外の方々は殆どその場で「それじゃ、その方たちの供養を宜しくお願いします。」とは言いません。
その辺がちょっと残念な所です。
先祖供養の場合、特に子供の頃に亡くなられた方たちの供養は、疎かになっている場合が多いので、
出来ればその子供たちの供養のために『童男・童女・水子供養』をしてあげてください。
そうすると、忘れられていたご先祖様が喜んでくださるだけでなく、ご先祖様との絆が更に深まるのです。
なんと言っても、一番私たちを見守ってくれているのはご先祖様です。
映画【リメンバー・ミー】は、その事を上手に表現していますので、是非ご覧ください。
先祖の幸せを祈らないような人が、ご先祖様に守って頂けるわけがありません!
心のこもった供養は、必ず亡くなられたご先祖様の心に響きます。
特に忘れられていたご先祖様の場合は、尚更喜んでくれる筈です。
自分の人生を切り開くためには、先祖供養が基本です。
先祖供養をする事によってご先祖様との絆が深まり、ご先祖様が力を貸してくださるようになるのです。
ご先祖様が力を貸してくださる事によって【自分という神輿】が担がれるわけです。
担ぎ手のいない神輿は、町内を回る事さえ出来ません。
つまり、応援してくれる人がいない人間は自分が目指しているような生き方が出来ないという事です。
私は相談者の皆さんに「先祖供養は自分の土台作りですからね!」と伝えております。
まずは、どのような先祖がいたのか≪除籍謄本≫で調べてみてください。
≪除籍謄本≫を見れば、今までに聞いた事がないご先祖様の名前が沢山出てくる筈です。
私たちは、それらのご先祖様の繋がりによって、この世に誕生している事を忘れてはいけません。
ちゃんと先祖供養が出来ている家系というのは、大難が小難に、小難が無難に暮らせています。
その反対に、先祖供養という土台作りが出来ていない家系の人は、根なし草のようなものですから、困った時に踏ん張りがきかないのです。
先祖供養というのは、回りまわって自分のためになるのですから、
積極的に『一ヶ月間供養』や『童男・童女・水子供養』などをすると良いのです。
皆さん、どうか先祖に喜んで頂けるような生き方を心掛けてください。
もうじき【秋の彼岸供養】です。
東日本の方は『妙光庵』に、
西日本の方は『一徳庵』に、先祖供養のご依頼をしてください。
▲このページのTOPへ
【霊能者の寝言】へ戻る