by: 春日
それは、私が夕食の買い物に近くのスーパーに寄った時の事、通路に神社のお守りが落ちていました。
私は、「えっ!どうしよう・・・神様のものは大事にしなければいけないけれど、 人の落としたものを、拾ってしまってその人の(霊的な)ものまで貰ってしまったら嫌だし」 と思い一度はその場を離れたものの、もし、私が神様から戴いた大事なお守りを落すつもりがなく、 道端にでも落としてしまい人に踏まれでもしたらと思うと そのお守りをそのままにしてしまうことが出来ず(神社に届ける事になるだろうなぁ〜)と 思いながら家に持ち帰りました。
日宗先生にどうしたらよいか聞く前に、何処の神社のお守りかインターネットで調べる事にしました。
すると、以前私が勤めていた頃、先輩に連れて行ってもらった、 浅草の方にある神社のお守りであることが分かりました。
私達が日宗先生に出会って、「神社でお願いごとをしたら必ずお礼参りをする事が大事」 と教えていただきながらその神社へ行ったことすら今まで忘れていたのです。 (神様ごめんなさい)
後日、先生に拾ったお守りの事を話すと、先生は 「私の家の側にある同じ名前の神社へお守りを届ければいいですよ。」 そして、「拾ったものをお届けに参りました」と言えば良いと教えてくださいました。
それと、もちろん以前に私が行った浅草の神社にも 「『遅くなりましたが、今まで守ってくださって有難うございます。』とお礼参りしてきて下さいね」 と言われたのです。
この話には、まだ続きがあり、私が母に拾ったお札を大鷲神社へ納めに行く事を話すと、 実は母が16年前に人に勧められ、家を新しく建て直した後、 「仕事が順調にいきますように」それと、「子供達が元気で育ちますように」 とお願いしていた神社であったことを思い出したと言うのです。
こうして母と私達子供は、神様へお礼参りする事が出来たのでした。
人と人の間にも、「ありがとう」は大事であるように神様にも「ありがとうございました」は大事な事・・・ あなたも忘れていませんか?
私はこうして先生にみてもらいながら、”心”を勉強させていただいています。