293.怠け者は物にならない!!
私は相談者の方に「四国八十八ヶ所めぐりをすると良いですよ‼」
と、告げる時があります。
そうすると、相談者の中には「分かりました。自分たちで計画を立てて実行してみます‼」とか、
「四国八十八ヶ所めぐりのバスツアーを探してみます‼」
と言う方々がおります。
そんな時、私は「この方々は私が書いているモノを読んでいないんだなぁ・・・」
と、落胆してしまいます。
私が修行の場としている【七面山】や【四国八十八ヶ所めぐり】をしていると、
幽霊となっても未だに修行している修行者を見掛ける事があります。
これらの人たちは修行者ではありますが、
修行半ばで亡くなっている方々ですから、
何かを伝えたくて憑依してきたり、
あるいは家まで付いてくる事があるのです。
私はそのような事にならないように、
「ちゃんと【お祓い】や【供養】が出来る人と一緒に行ってくださいね~!!」
と、今までに何度もブログ等で書いてきたのですが、
なかなか響かないのです。
それはそうですよね・・・記事を読んでないわけですから。
そうかと思えば、
相談者の中には自分自身で探求する事もせずに、
何でもかんでも私たちに聞いてくる者もおります。
そういう人は、ある意味【怠け者】か【ずるい人】だと思います。
まずは《霊視》を受けに来る前に、
【霊能者のたわごと】や【霊能者の寝言】そして【ブログ】を、
隅から隅まで読んで来てほしいものです。
もし、質問したいと思う事があるとしたら、
上記のモノに記されてない事柄だけにしていただきたいと思っております。
何事も聞いて学ぶようじゃ駄目なのです。
私は空海さんの足跡を辿りながら、
空海さんが感じ取った事を感じてみたいと思い、
『四国八十八ヶ所めぐり』や『空海さんが関係した場所』を歩いて来ました。
何でもかんでも誰かに聞くのではなく、
偉大な人(空海さん)の背中を見ながら、
学んでいく事も大事だと思います。
私の場合は明治生まれで会津育ちの師匠(十条の先生)に指導されて来ましたから、
それはそれは厳しいものでした。
師匠の言葉をメモしてもいけなければ、
行くべき所は指示されても、
そこでどのようにお詣りすればよいのかなども教えていただけませんでした。
すべて頭にたたきこみ、
実行してみて誤りがあれば、再び現地へ赴く・・・という感じだったのです。
今の人たちには想像も出来ない事でしょう。
昔から教えというものは、
聞いて学ぶのではなく、
師匠の姿を見て学び、
技を盗んでいくものだったのです。
こういう厳しさが分からない人は、
どんなに長い時間『師匠』のそばにいても物にならない事でしょうね・・・。
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