ひたすら修行

霊能者の寝言


私はどなた様も【心と体を鍛えるための修行場所】を持つべきだと考えています。

私には修行場所としている所がいくつかあるのですが、その一つが山梨県身延町にある【七面山】です。



この御山は、日蓮宗を守護する七面天女(龍女)が祀られているのですが、
日蓮宗が開宗する以前は、修験者(しゅげんじゃ・修験道を修行する僧のことをいう。)が修行していた場所で鳥居などもありましたが、
明治以降は【神仏分離】の影響で、神社に関係するようなものは排除させられたようです。


この霊山は、どちらかと言えば女性的な優しさを感じさせる御山なのですが、冬になるとその様子は一変します。

頂上付近では、積雪が1mを超える時もあるのではないかと思うぐらい雪が深く、厳しい霊山の顔を覗かせます。


2005年の私は1月30日に、その年最初の七面山登詣をしたのですが、
暖冬と聞いており油断してしまったのか、不覚にもカンジキを忘れてしまいました。

道中、路面凍結のため、事故を起こしている車を横目に「もしかしたら・・・」という不安が頭をよぎったのですが、
その不安は見事に的中し、七面山はかなりの積雪になっておりました。


先程も言いましたが、七面山は積雪量が多いと状況が一変するのです。

当然登り方も工夫しなければならなくなります。


あの時はいつもと違う登り方をしましたので、普段あまり使わない筋肉がパンパンに張り、31丁目からは両足の太ももがつってしまいました。

登るにも登れない・・・下るにも下れない状況でしたから、とりあえず休息を取りながら、私は心の中で念じ続けました。


そうしているうちに、つっていた足が治まりだし、なんとか歩き出す事が出来たのですが、
それでもまだ19丁も残っているわけですから、どうなる事やらという感じでしたが、お陰様で50丁目の一之池の龍神様の所まで行く事が出来ました。


私は2005年の時点で七面山を登り始めて13年目になっていて、おそらく140回以上は登っていたと思うのですが、
その当時七面山登詣の最中に七面山の敬慎院や奥之院の御上人さん、日蓮宗の信行道場の方々とは出くわす事はありましたが、
それ以外の日蓮宗の御上人さんに会う事は滅多にありませんでした。



確か日蓮様が身延の岩の上で説法している時に龍女が現れ「これより後は、日蓮宗(法華経)を守護する」と言われて七面山へ戻られたという逸話があり、
その後、日蓮様の弟子の一人である日朗上人が9月19日に初めて七面山へ登り、
七面天女(七面大明神)様を感じられたと聞いておりましたので、
日蓮宗の御上人であるならば、当然の如く登詣しているものだと思っていたわけです。

私は今でも七面山ほど霊験あらたかな御山はないと思っております。


しかし、最近の七面山は大分様子が変わってまいりました。


七面山の敬慎院の別当が3億円を脱税したり、
【修行走】というネーミングで七面山を走る競技を開催したり、一般の修行者の【祈りや願い】を挫くような事が始まっています。


つまり神聖な所であった筈の七面山が、俗世界と変わらなくなって来ているのです。


その事が残念でなりません。

元々の七面山は本当に霊験あらたかな所でした。


私と共に修行をして来た妙光は、春夏秋冬を問わず、七面山を3年間月参りをした後に、身延山を3年間月参りをして、更に七面山を登詣し続けています。

妙光は女性なのですが、時にはその七面山を2往復した事もありました。


そのお陰で妙光には不思議な力が授けられました。


それが【掌から放つ力(ヒーリング手当て)】です。

ある時、病院から抜け出して来たという初老の男性が東京小岩の【開運相談】にやって参りました。



この男性は官庁に努めていらっしゃった方だったようなのですが、体調を崩され転職されたようでした。


まずは私が霊視を始め、この男性が今の病気を患った原因をさぐりました。

そして、どのような手当てをすれば病気が改善されるのかを神様にお尋ねしたのです。

するとまもなく、お告げがあり妙光がヒーリング手当て】をする事になりました。



この妙光の【ヒーリング手当て】というのは、その名前の通り患者さんの悪い所に手を当てて、ただ念ずるだけの事です。

この男性は3度妙光の【ヒーリング手当て】を受けたのですが、好転反応が出て来て、自他共に認めるほど健康状態が良くなって行きました。

実はこの男性は、腎臓が悪く透析をしなければ、余命半年と言われた人だったのです。


七面大明神様から授けて頂いた妙光のパワーは素晴らしいものです。


是非、皆さんに妙光のパワーを感じて頂きたいと思っています。


また、一徳は普段ほぼ毎日三輪山を登拝しているのですが、この霊験あらたかな七面山には一日に5往復をした事があります。



その甲斐あって一徳は【遠隔による祈祷】の仕事をさせて頂いております。

何でもただ努力すれば良いというものではありません。

その時々で【すべき事】がありますので、私たちはその【すべき事】を一つ一つクリアしながら【ひたすら修行】を続けて行くつもりです。


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