霊の実態
【霊魂】は死んだ後どうなるのでしょうか?という質問を受ける事があります。
そこで今日は【霊魂】の実態について話してみようと思います。
【霊魂】は肉体を抜け出すと、自分の行きたい所へと縦横無尽に動き回るようになります。
自分の好きだった人の所へ行ったり、好きだった場所へ行ったり・・・というように自由自在に飛び回ります。
そして【霊魂】が来世へ行こうと決意した時に、新たな胎内へと入って行くのです。
ですから、いわゆる『あの世』などは存在しません。
そして【霊魂】は自由自在に移動できるわけですから、一般に言われている『霊道』も存在しないのです。
また、本来自分の身近にいる【霊魂】というのは、殆どの場合が『血縁』ですから怖いものではなく、むしろ温かい存在といえます。
ですから、その存在に気づき大切にすれば、その【霊魂】たちとの関係も更に良くなります。
しかし、世の中にはこの世に未練を残している【霊魂】も少なくありません。
そんな【霊魂】による霊障をなくす一番の良い方法は『魂を癒してあげる事』です。
テレビ番組で霊能者がお祓いをするシーンを見かけますが、
そのテレビ番組を見た方々が勘違いをされると困るので、ここで「一言」言わせて頂きます。
テレビ番組の中では、先祖代々の因縁や先祖が負った恨みを、霊能者が『たった一度』のお祓いで、
いとも簡単に解決してしまっていますが、そんな事は決してありえません!
なぜなら、何十年あるいは何百年ものの間、恨みつらみを抱えてさ迷い続けて来た【霊魂】が、
たった一度のお祓いで癒やれると思いますか?
そんな事が出来るわけがありません!
簡単に癒されるような苦しみではないからこそ、永い間生まれ変わる事なく、【霊魂】のままでさ迷い続けて来たのですから・・・。
このように、苦しんでいる【霊魂】を癒すには、心をこめた供養を何度も行う事が大切です。
そうする事によって、ようやく気持ちが通じるようになるのです。
場合によっては何ヶ月も、あるいは何年も時間が掛かる場合もあります。
どんなに有能な霊能者であっても、【心】を癒すには時間が掛かるという事です。
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