私の相談者の中に国から難病指定(潰瘍性大腸炎)を受け、約20年間闘病生活をしていたAさんがおりました。
ふとした縁がキッカケで、私は21年程前からそのAさんを霊視する事になりました。
Aさんは私を信じてくださり、これまで使用していた薬を一切やめ、それからというものAさんは自分にとって重要な神社・仏閣・先祖のお墓参りなどをするようになったのです。
その後Aさんは不思議なぐらいに元気になって行きました。
霊視を始めて6年が過ぎたある日の事、そんなAさんが突然下腹部が痛いと言い出したのです。
初めのうちは、ちょっと痛む程度だったようですが、3〜4日後には七転八倒するぐらいの痛みになってしまいました。
私もその様子を見てただならぬ事だと思い、すぐに祈祷を始め、祝詞(のりと)をあげ、お経を読み、真言を唱え始めました。
すると、突然私の目に涙があふれ出し、私の口から出た言葉というのが「どうかAさんを助けてください!Aさんに健康な体と寿命を与えてあげてください!」というものでした。
結局のところ、Aさんの痛みを止めたのは祝詞でもお経でも真言でもなく、Aさんを想う【想い(強い念)】でした。
つまり口先だけで何を唱えても無駄だったのです。
その時に私の目の前で起きた不思議な出来事は、無我夢中で祈っていたからこそ起きた事だと思います。
恥かしい話ですが、私は涙や鼻水をたれ流しながら「どうか助けてあげてください・・・」と祈るしかありませんでした。
そんな時でした・・・突然、七面山の一之池の中から龍神様が現れ、その龍神様がまっすぐにAさんの下腹部へと入っていったのです。
その瞬間、Aさんのお腹が波うったのですから驚きました。
驚いたのはそれだけでなく、その龍神様がAさんのお腹の中にある悪いものをすべて食べつくしていったのです。
その後、龍神様がスーッと消えていってしまったのですから、私はまるで夢でも見ているかのようでした。
それからのAさんはというと、あれ程苦しんでいたのが嘘のように爽やかな顔になっておりました。
(それはまるで映画の【グリーンマイル】の中で、脳腫瘍に苦しんでいた奥さんがすっかり元気になった時の様子そのものでした・・・是非、映画をご覧ください!)
やはり目に見えない存在の力は凄いものです。
この時の出来事は、 改めて神秘の力を見せられた思いがしました。本当にありがとうございました。