皆さんは信じられないかもしれませんが、世の中には結構【憑依体質】の人がいるものです。
この【憑依体質(ひょういたいしつ)】というのは、霊に取り憑かれやすい体質の事を言います。
霊に取り憑かれた人というのは、まず目の色が変わります。
まるで瞳に膜がかかったかのように、ドンヨリとした濁った目になるのです。
ですから当然、顔の表情もまるで別人になってしまいます。
こうなると起きている事が辛くなりますから、しょっちゅう寝込んでしまう状態になります。
それと、これは本当に恐ろしい事ですが、自分で発した言葉を忘れてしまうのです。
ですから「言った・・・言わない・・・」 の問題が生じるわけです。
これは【憑依されてしまう】事で起こる事ですから、別に本人が嘘をつこうとしているわけではありませんので責めるわけにもいきません。
『陰陽師1』の映画にもありましたように、悲しい事に憑依されてしまうと、自分が何をしたのか?
自分が何を言ってしまったのかが、自分では分かりません。
これがトラブルの原因になってしまうのです。
霊を感じる能力があるからこそ憑依されるのでしょうが、
だからと言って、これらの人たちがすべて【霊能力者】になれるわけではありません。
【霊能力者】というのは、決して霊に取り憑かれたままの状態にはなりません。
ここが【憑依体質者】と【霊能力者】との違いです。
【憑依体質者】が【霊能力者】になるためには、しっかりと修行していかなければ無理です。
そう言えば、小林妙光も27年前に出会った頃は【憑依体質者】だったのです。
それが今では立派な【霊能力者】になっております。
これは小林妙光が一生懸命に≪七面山という霊山≫に登り続け、
全国各地の神社・仏閣をお詣りしながら霊力を高めていった結果なのです。
【憑依体質】の人が、霊に取り憑かれたままでいると【死】に直結するような行動をする場合がありますので、
【憑依体質者】の人は、とにかく霊を供養し離れさせるための【お祓い】を度々受ける事が大事です。
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