生きていると様々な嫌な思いをする事があります。
たとえば「どうしてこの人に、こんな事を言われなければならないんだ!」というような事です。
しかし、どんな事にも原因があるからこそ結果が生じるわけですから、自分にも何らかの原因があると思います。
今朝【歩く座禅】をしていて、ハッと気付かされた事がありました。
それは「先祖のお墓参りにも行ってないような人が、先祖に可愛がられる筈がありませんし、
ましてや他人に可愛がられるわけがない・・・。」という事と
「近親者との確執を抱えたままの人間が、他人と上手くやっていけるわけがない・・・。」という事です。
特に、親・兄弟・家族との確執を抱えたままの人は、生きていく上で辛いものがあると思います。
私が今まで霊視をしてきて感じた事ですが、この親・兄弟・家族との確執を抱えたまま生きている人たちというのは【魂が暗い】です。
どんなに人前で明るく振舞っていても、目の奥が笑っていません。
このような人たちは【寂しい魂】の持ち主なのです。
心が通い合えない人たちと家族になる運命の人というのは、それなりの原因が必ずあります。
その≪原因をクリア≫出来ないようでは、この世に生まれてきた意味がありません。
親・兄弟・家族と死に別れてから【臍(ほぞ)を かむ】事になってしまっては遅すぎます。
『自分の考えが正しいと思っている時こそ、相手の意見に耳を傾けろ!』という教えがあります。
「他人にはそれが出来ても、家族にはそれが出来ない・・・」 という事ではいけません。
一番身近な親・兄弟・家族と腹を割って話せないような人が、他人とコミュ二ケーションが出来るでしょうか?
私も父との確執がありましたが、その父が今『認知症』という病になってしまった事で、私は父に優しく接する事が出来るようになりました。
ちょっと意味が違うかもしれませんが≪怪我の功名≫に似ているように思います。
とにかく、間に合ったかなと私は感じています。
どんなに納得がいかない事をされたとしても、必ず原因があるのですから、その原因を見つけて対処する必要があります。
私はその原因の根底には【前世の関わり】があると確信しております。
皆さんも【前世の関わり】を知った上で、何とか今世において確執を解消する努力をして欲しいと思います。
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