霊視をすると相談者にとって【今すべき事】が出て参ります。
そのため、相談者の方に「前世の事が知りたいのですが・・・」と言われても都合よくいかない場合があります。
ここが【霊視】の面白い所でもあります。
これは【目に見えない偉大な存在】が、相談者にとって『今』解決しなければならない必要性の高いものが示されるからのようです。
【霊視】をしていると、その時々で『先祖の事』や『相談者の過去の出来事』や『未来の姿』が視えてきます。
その中でも、特に『前世の内容』には驚かされる事があります。
【霊視】で前世の姿が現れてきた場合、恐ろしいほどに現世の状況と酷似している事があるからです。
これは、前世で越えられなかった事柄を、現世で越えさせようとするためです。
たとえば、前世で人に虐げられながら生きたために、人を信じられないまま亡くなってしまったとします。
すると、現世でも人を信じられないために【一匹狼】になる傾向があります。
人間は他人と関わって生きてこそ磨かれるわけですから、【一匹狼】では大切な事が学べません。
『生まれ変わり』というのは、前世の魂を癒しながら、大切な事を学び自分の魂を向上させるためにあるのです。
モノは考えようです。
一生懸命にやっても周囲に理解されず、上手く行かない事が続いている時には、【開き直る事】も大事です。
とにかく、この世の生き方として大切なのは【良い結果を出す事】も大事ですが、
それよりももっと大切な事は【何のためにどれだけの事をやったか】という『生きざま』なのだから、
自分の人生の【試練】に腐らずに死ぬまで立ち向かっていく事です。
その生き方が来世に生きるのですから・・・。
▲このページのTOPへ
【霊能者の寝言】へ戻る