人間の世界では、嫌な相手には『絶対に目を合わせない人』もいれば、
嫌な相手でも心とは裏腹に『とても愛想よく笑顔で挨拶する人』もいます。
前者の場合は、ある意味自分の心に正直な人間なのかもしれません。
それに対して後者は、生き方が非常に上手な人間なのだと思います。
これは別に称賛しているわけではありません。
この後者のタイプは、調子が良いですから他人の陰口も平気で言える人たちでもあります。
また、すぐに手の平を返しますから、自分の立場が不利になるや否や簡単に寝返ります。
こういう人間は、とても【救いがたい人たち】です。
素直な人間ほど、この後者のタイプにコロッと騙されてしまうのです。
世の中には、映画やドラマに出てくるような『心が貧しい』というか『心が醜い人たち』が実際に存在します。
ある事ない事を、自分の目で確かめたわけでもないのに、勝手な憶測や思い込みで言いふらすのです。
【人をたぶらかす】という言葉がありますが、この【たぶらかす】とは、
『だます』とか『まよわす』という意味で、文字で表すと【誑(たぶら)かす】と書きます。
つまり『狂って言う』と書くのです。
私はこれまでに何人かの【人を誑かす・救いようのない人間】に出会いましたが、
その度に私はその人たちが心豊かになり、幸せを掴めるようにと霊視をしながらアドバイスをしてきました。
しかし、こういうタイプの人間は、結局直りませんでした。
植物は根が腐ってしまえば枯れて終わりです。
【性根】が腐っている人間の場合は自分の首を絞めるような生き方しか出来ないのかもしれません。
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