辻説法とは、道端で通行人に説く説法の事を言います。
大昔は有名な僧侶が布教(宗教を広める事)のために、よく行なっていたものですが、今は殆んど見る事がありません。
私が子供の頃は、霊能者が時々我が家を訪れて、色々な話を聞かせてくれたものです。
私はその霊能者の話を聞くのがとても楽しみで、翌日学校があるにも拘らず、夜遅くまで親と一緒になって耳を傾けていました。
我が家に霊能者が来るという事は、神様や仏様も一緒に来てくださるという事なので、我が家にとっては至福の時だったわけです。
つまり、霊能者=【福の神】だったのです。
それ故、その霊能者が来てくださっていた数年間は奇跡的な事が沢山起こりました。
例えば、弱小チームだったのが、たった一年で強豪チームに変身したり、
とてつもない仕事が舞い込んで来たりと、奇跡的な事が日常茶飯事のごとく起こっていました。
これは後に聞いた事ですが、我が家に来てくださっていた霊能者の方は、
どこの家にでも泊まるような方ではなく、ちゃんと人を選んで泊まっていたそうです。
本当に有り難い事でした。