私は2007年8月2日に『魔除けのお札』を持って【七面山】を登詣して来ました。
あの時は朝5時過ぎに『春木屋別館』さんを出発し、その時はまだ雨が降る気配はなかったのですが、
山門をくぐった途端ポツリポツリと雨が降り出しました。
それでもスムーズに登詣する事が出来ました。
下山の途中で『強力(ごうりき)』を担いで降りて来た36丁目の方と一緒になり、色々な話を聞かせて頂けました。
話によると、2007年(平成19年)7月16日の新潟県中越沖地震の影響で、
36丁目の大木が2本倒れ、『神力坊』・『肝心坊』・『中適坊』・『晴雲坊』の4カ所が停電してしまったそうで、
地震の影響は凄いものだったようです。
なんと倒れた大木の影響で、何年も動かなかった骨董品の時計が動き出したそうです。
そういう事もあるのですね〜。(笑)
36丁目のお祖師様というのは、今の思親閣に祀られてあるお祖師様の前に祀られていたもので、江戸時代に作られたもののようです。
少なくても今から150年以上も前のもののようですが、
仏像としてはまだ若いために、今でも夜中に太鼓をたたいて修行している音がするそうです。
世の中には不思議な事があるものです。
私も七面山の麓にある弁天堂で、お題目をあげながら修行している女性の声を聞いて以来、
私が読経していると、時々私の声と重なるように女性の声がするようになりました。
その事を36丁目の方に話をすると
「それは、凄い事ですよ! おそらく、弁天様か七面大明神様かお万方様に関係する方でしょうかね?」
と感心されてしまいました。
私としては本当に有り難い事だと思っております。
真剣に修行に取り組んでいると、いつか必ず何かが動きだすものです。
『魔除けのお札』についても、少しずつ不思議な現象が報告され始めています。
これも七面大明神様のお陰だと思っております。
最近は【七面山】で、このような話を一緒に出来る方が少なくなって来ました。それが残念です。
【目に見えるモノ】だけではなく、森羅万象に感謝できる人々が増えてくれるといいなぁ〜と思います。
禅宗の修行では、トイレ掃除を大切な修行として取り入れています。
トイレは、皆さんが一番汚く感じる場所だと思いますが、この一番汚く感じる場所こそが、一番大切な場所でもあるのです。
昔からトイレには【道開きの神様】がいらっしゃると言われており、
それゆえトイレをきれいにしている家は、どんどん繁栄していくと言われています。
私は子供の頃からずっと、トイレを使用した後には必ず掃除をして出て来るようにして来ました。
これだけが、今でも私の唯一変わらぬ所かもしれません。
トイレ掃除は、使用させて頂いた感謝の気持ちを表わす行為であり、最低限の人としての礼儀だと思います。
私は全国各地をお詣りして歩いている関係上、色々な場所の公衆トイレを利用させていただいておりますが、
時々トイレットペーパーが流されずに、そのままの状態になっている時があります。
これは、感謝の気持ちが足りない証拠だと思います。 【一事が万事】些細な所にその人の心が表れるものです。
また、私は霊視をしていて思うのですが、霊視は人生の『道しるべ』でもあります。
その『道しるべ』を、なぜ信じて努力しようとする人が少ないのかが不思議でなりません。
今の日本人は現実的になり過ぎて【目に見えないモノ】を信じようとする心が足りなくなってしまったのではないでしょうか?
もう少し【目に見えないモノ】を敬い、大切にすべきだと思います。
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