この世にトップに立てる才能を持っている人間が二人いたとします。
そのうちの一人が、汚い手を使いトップの座につき、世間の注目を浴び、
それに従う者たちが世の中に蔓延る事になってしまったとしたら、それは『滅びの始まり』になってしまう事でしょう。
そうなってしまったら、本当に悲劇だと思います。
しかし、神様・仏様はちゃんと見ていてくださっていますから、【悪因悪果・善因善果】になるのです。
例えば、誰かが他人の悪口を言ったとします。
すると、それは巡り巡って、いつか必ず誰が悪口を言ったかがバレるようになっています。
たとえ往生際が悪く「私はそんな事を言った覚えはありません!」と言ったところで、
悪事は必ず露見し、悪口を言ってしまった本人は、
結局のところ自分の首を絞める事になるのです。
七面山を登っている方なら誰でも知っていると思いますが『災いは、口よりいでて身を破る』と言います。
世の中の流れというのは、間違った世界が滅んだ後に必ず【本物】が現れ、
【本物】が亡くなった後には、不徳の者たちが現れるものです。
今の世の中は【良くない政治家たち】が実権を握っています。
早く次の時代が来る事を望みます。
霊能者の世界も、世界的な霊能者『宜保愛子』さんが亡くなってからというもの、だいぶ様子が変わってきてしまいました。
私はよく相談者の方に「テレビである霊能者が、こういう事を言っていましたが、あれは本当なのでしょうか?」と尋ねられる事があります。
私は殆どテレビを見ない人間なので、その場ではハッキリと答える事が出来ないのですが、
後日、テレビを見て「今はこういう霊能者が世間でもてはやされているのか・・・」と驚かされます。
あの宜保愛子さんが亡くなった後、
ある雑誌に『マスコミに翻弄された人生』などと宜保さんを揶揄するような記事がありましたが、あれは失礼だと思います。
この世には、現実に起きてもいない事を、まるで本当に起きたかのようにデマを飛ばしたり、
人々を混乱させたりして楽しんでいる人たちがいます。
そうかと思えば、大事な人に振り向いてもらえないがために、
他人を陥れてまで自分の方に目を向けさせようとする人たちや
涙ながらに訴えて「私はこういうヒドイ事をされました!」と、 一方的に相手を非難する人たちがいます。
私は他人の事を一方的に非難する人たちこそ、疑わしい人間だと思います。
人間というのは実に不思議なもので、自分がとても羨ましがられる所を歩いていたとしても、
周りの景色を見る心のゆとりがないと、自分の待遇の良さに気付かないのです。
そのために、自分は可愛がられていないと錯覚し、更に被害妄想が膨らみ、自分に注目してもらうために、嘘をつきだすのです。
今の日本人は【していただいた恩】に対して、もっと感謝して生きるべきだと思います。
その恩を忘れて、自分の都合で生きる人は、いずれ身を滅ぼす事になる事でしょう。
日本の歴史を振り返って見れば分かるように、たとえ有名な人物になったとしても、
悪事を働けば陥れられた相手の怨念によってジワジワと責められ、 いずれ末代までも祟られていくのです。
すべては【因果応報】だからです。
恩は受けたままではいけません。恩は返すものです。
人間は恩を忘れず、恩に報いる生き方をして行けば、必ず幸せを掴む事が出来るのです。
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