「あの社長が好きだったからこそ、私はあの会社で働いていたのです・・・」
これは亡くなられた木村義満さんが言っていた言葉なのですが、
このような社員と、そう言われるような社長じゃなければ、会社は成り立って行かないと思います。
戦国時代などでもそうでしたが、大将に惚れ込んでついてくる家臣や
時には意見を言ってくれる家臣がいなければ、戦は勝っていけません。
すぐに寝返るような家臣や反旗をひるがえす家臣がいるようでは、戦は勝てないのです。
例えば、あの関ケ原の戦いの時のように、
大将が指示を出しても小早川秀秋のように、指示に従わないようだと勝てる戦も勝てなくなるわけです。
大将が指示を出しても、すぐに動かない人や一ヶ月も二ヶ月も動かないような部下は、切り捨てた方がいいかもしれません。
アメリカのメジャーリーグでは、チームに貢献できない者は、すぐに降格させられたり、クビにされたりします。
この世で生きていくためには、自分に甘い者は生きていけません。
自分の人生は、自分の努力【自力】と自分をサポートしてくれる人や霊【他力】の合力によって、結果が違って来ます。
この【他力】を得るためには、何事にも真剣に取り組む以外に方法がありません。
自分の人生を切り開くのは、自分自身の行動力しかないのです。
ズルイ人というのは、貰う事ばかりを考えて、与える事を忘れています。
見返りを期待して行動しているようでは、偽善者に過ぎません。
何事も無心でひたすらやるようでなければ、本物にはなれません。
伊勢二見浦の岩戸館のお女将さんや『金剛水』の香村工芸のお婆ちゃんのような本物に会えば、何が本物なのかが分かると思います。
本物になりたければ、本物に会って下さい!
私の『寝言』を読んで、私にも当てはまるな〜と感じる人は、まだ救いようがありますが、
まるで他人事に感じるようでしたら、なかなか成長できないと思います。
皆さん、精進して下さい!