自分の欠点や弱点を的確に指摘されると、とても辛いものです。そのために、人によっては激怒し逆ギレする人もいます。
私は霊視の時に相談者(霊視を受ける人)には分からない古い先祖の事を言ったり、
相談者の前世の事を言ったりしますので、その場ではどうしても調べようがないために、相談者が困惑してしまう事があります。
しかし、相談者が霊視の内容を諦めずに調べ続けていくと、
何か月後あるいは何年か後に意外な所から事実が分かり、霊視の正確性に驚かれる事があります。
これは今から23年程前の話なのですが、私はあるお店の開店に合わせて【店舗のお祓い】へ行った事がありました。
お店の中にある神棚の前で私が【祈祷】をしていると、私の足元から観音様やお地蔵様などが次々と現れて来たのです。
そこで私はお店のご主人に「この土地は特別な所なので、お店の入り口の所にバケツ一杯分のお水を必ずあげてください! そうすれば必ず繁盛しますよ。」と伝えました。
しかし、そのお店のご夫婦は、めんどくさかったのかバケツが邪魔だったのか殆どやらなかったようでした。
そしてその後も、私が色々なアドバイスを言うものですから、
ついにはご主人が怒ってしまい「あんたは、いったい私に何が言いたいんだ!」という始末で、
それから私はそのご夫婦と暫くの間、疎遠になってしまいました。
それから約3年程が経ったある日の事です。
昔からその店舗のある土地に住んでいた地元の方が、初めてそのお店に来店した時の事だそうです。
そのお客さんが店主に「おやじさん、ここいらの土地は昔どういう所だったか知ってるかい?この店の前に小学校が出来る直前まで、
ここいら一帯はぜ〜んぶお墓だったんだよ。風が強い時などは、足でちょっと掘るとすぐに骨が出て来るような所だったんだ・・・」と、言ったそうです。
このように真実はいつか必ず明らかになるものです。
その後、この店主の人生がどうなってしまったのかは、私には興味がありませんので分かりません・・・。