【呪詛】とは、恨んでいる相手に災いが起るように神仏に祈願する事をいいます。
今まで霊視をして感じて来た事ですが「この人は、これだけ良い才能を持っているのに、
なぜ世に出られないのだろう?」と思うような人たちがいました。
本人たちは一生懸命に努力しているにも拘わらず、その努力に値するような良い結果が出ないわけです。
そういう人たちというのは、だいたい前世や過去世で【呪詛】をかけられている事が多いようです。
今までの私は、前世や過去世に【呪詛】をかけられているような人が来た場合には、
当たり前のように呪詛を解く祈祷をしていたものです。
しかし、その結果は良くなって行く人と【呪詛】を解いてしまった事によって、
かえって本人のわがままな性格(荒ぶる魂)が一段と発揮されてしまい、自滅してしまうケースもあったように思います。
自滅してしまうような人は、残念ながらそれなりの生き方をしてきた人であるとも言える気がします。
ただし、呪詛をかけられた人の中には、稀に相手の勝手な恨みにより【呪詛】をかけられている人もいますから、
一概に『生き方に問題あり』とは言えません。
【呪詛】を解く場合には、相手の本性をしっかりと見極めないといけません。
【呪詛】を解いてはいけない人というのは、
今世において呪詛をかけられたままの状態で生きていかなければならないような約束事のようなものがあるようです。
それが、次の段階へ進むための今世での試練なのでしょう。
歯を食いしばって試練を乗り越えるしかないようです。