毎年8月24日〜9月1日まで、山形県の羽黒山の麓にある荒澤寺では山伏の修行を行っています。
私も平成11年に参加させていただきました。
その時の体験が今の私を支えているのです。
当時の私は山伏の修行とも知らずに、ただ修行がしたくて参加しました。
その修行中、私は自主的に断食を始め、断食6日目に当たる日に、
月山を登り湯殿山へ行き、そして再び湯殿山から月山に登って降りて来るという修行をしました。
最後の月山頂上付近では、足がつってしまいましたが、なんとか目標を達成することが出来ました。
そして7日間の断食行を成し遂げる事が出来たのです。
これも神々様が見守ってくださったからこそ、成し得たことだと思っています。
それと、人間は諦めさえしなければ、なんとかいい所までは行けるということを実感した瞬間でもありました。
修行というのは、別に断食をしなければならないとか、荒行をしなければ物にならないということではありません。
修行は、普通に気負わないで【すべき事】を実践していけば良いだけのことです。
【すべき事】というのは【霊能者】に聞けば良いでしょう。
最近は汗水も流さず【霊山修行】もせずに、本で読んだ知識をひけらかし、
巧みな口で人を惹き付けいかにも【霊能者】のような事を言っている人たちがおりますが、
あとで苦しむようになるのは自分たちです。
日本人はインド人やスリランカ人と違い【本物】も【偽物】も分からないのですから話になりません。
修行の目的とは【心の眼】を養うことです。
この【心の眼】を養えば、誰が【本物】で誰が【偽物】なのかがよく分かると思います。
そうすれば『詐欺グループ』に騙されることもないでしょう。