通常【寿命】が来て亡くなる人の場合には、必ず何人かの霊たちがお迎えに来てくださり、
行くべき所へ案内してくださるのです。
しかし、自分勝手に自殺した人には、この≪お迎えの方々≫が来てくださらないために、
どこへ行けば良いのかがわからずに彷徨ってしまうようです。
そうすると、自殺した方々は自分を認識してくれる人(霊感がある人)を探し回って、
「この人なら頼れるかも・・・」
と思う人に取り憑くのです。
ただし、霊感があるからといって、自殺された方を癒してくれるとは限りませんから、
その霊感があると思われた人が期待はずれだったりすると、
また新たな認識してくれそうな人を求めて、再び彷徨うことになってしまうのです。
ですから自殺したとしても、安らぎの場所を探し出すには大変な苦労があるようです。
自殺する人たちは、今の苦しみから逃れようとして【死】を選ぶのでしょうが、
実際は死んで楽になるどころか彷徨い続けることになるのですから、
生きていた時よりも、ずっと精神的に苦しむことになるのです。
私は霊視中に何度も自殺者の霊に会って来ましたが、
ほとんどの場合が行くべき所が見つからずに苦しみを訴えてくるのです。
本来は苦しみから解放されたくて自殺するのでしょうが、
皮肉な事に結果は正反対の現実が待っているわけです。
結局、自殺しても苦しみから解放されるわけではありませんから、
自殺は本当に≪無意味な死≫となってしまうのです。
とにかく、この世で生き抜くことが自分の未来を切り開くのですから、
【今】の自分から逃げずに立ち向かって行ってほしいと思います。
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