これは『東京(小岩)開運相談』をしている時に分かった事なのですが、
今から約900年前に起きた【後三年の役】で活躍された侍の前世を持つAさんがおります。
このAさんは≪特別な理由がない≫にも拘らず、何故かBさんの事がどうも好きになれないようでした。
このAさんにはK君というお子さんがいるのですが、このK君の前世は『鎌倉権五郎景政』という侍でした。
この『鎌倉権五郎景政』は【後三年の役】で、Aさんの部下として大活躍されたようなのですが、
戦が沈静化した事もあり故郷の鎌倉へ帰ろうとしていました。
その帰路で『鎌倉権五郎景政』は、突然『鳥海弥三郎』の軍勢に襲われ目を負傷してしまいます。
結局その目の傷がもとで『鎌倉権五郎景政』は『K村』で亡くなってしまったのでした。
その時『鎌倉権五郎景政』は、まだ16歳だったそうです。
この『鎌倉権五郎景政』の上司であったAさんの落胆ぶりは大変なものだったようです。
Aさんが今世でお子さんの名前を付ける時に、突然頭に浮かんだのが『K村』のKという名前だったそうです。
それから十数年後にK君の父方の大本(おおもと)の先祖を調べてみたら、なんと『K村』出身だったのでした。
そして、K君は子供の頃にサッカーボールを目に受け、病院に運ばれたという出来事があったそうです。
このように偶然と思えるような事がいくつも重なると、これはもう偶然とは言えません。
つまり≪歴史は繰り返される≫のです。
実はこの若武者『鎌倉権五郎景政』の前世を持つK君を殺した鳥海弥三郎の上司だったのがBさんの前世だったのです。
AさんはBさんに部下を殺されたという憎しみをずっと記憶していたのでしょう。
このように魂というのは前世の事を記憶しているのです・・・。
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