295.自分自身を変えようと思う者は変わる
この世には『変われる人間』と『変われない人間』とが存在します。
この違いが生じる原因は、人の心の奥底にあります。
何事においても他人を心配しているような素振りを見せても、
実は自己中心に物事を考えているような人間や
自分以外の人間を信用できない人は、
他人の意見など最初から信用していませんから、
聞いている素振りはしていても身に沁みることはありません。
『他人を思いやる心』それと『素直な心』を持っていない人間は、
自分自身を変えることは難しいと思います。
私は神様ではありませんから、
私にもなかなか直せない悪い性分というものがあります。
それは・・・「この人はこのまま放っておくと、人生が駄目になってしまうなぁ・・・」
と思うと、つい止せばいいのに応援したくなってしまうのです。
これが私の最大の欠点。
結局は私自身を苦しめるだけでなく、周囲の方々にも嫌な思いをさせてしまう結果を招くだけだからです。
私自身としては最初から結果が見えているにも拘らず、
何とか修正させてあげたいという【傲慢さ】が災いを招いているわけです。
私が直さなければならないのは、この【傲慢さ】だと思います。
私は今、この【傲慢さ】を無くそうと努力し始めています。
つまり、苦言を言ってくれる人間を大切にしているという事でもあります。
人間というのは、たとえどんなに前世の生き方が悪くても・・・、
また、この世でどんなに辛い状況のもとで生きて行かなければならなくても、
自分自身を変えようと思う向上心を持っている者は、
『考え方』も『生き方』も必ず変えることが出来ます。
すべての原因は自分自身にあるのですから、
物事の原因を他人のせいにするのではなく、
自分自身の心根を磨いていきましょう。
そうすれば、必ず人間も人生も変わって行きますからね。
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