163.ミスをしたままでは終わらない!


私自身に『身の変化』が起きたのは28歳の時でした。



それから私は師匠(十条の先生)のもとへ通い【霊能者の道】を歩き始めました。



その当時の私は毎週1回〜2回師匠のもとへ通い続けておりました。



そんな私がある時の事、たった一度だけ師匠の指示に従わなかった事がありました。



それ以来、私は6年半の間、師匠に≪干される事≫となったのです。



私が「自分が間違っていた・・・」と気付いたのは干されてから3ヶ月後の事でした。



私は自分の判断ミスに気付きましたので、師匠のもとへ謝罪をしに行きましたが、状況は変わらず・・・その後も干され続けました。



私が師匠の指示に従わなかったのは、師匠を信じられなくてではなく、私の理解不足が原因でしたので、

干されたからと言って簡単に「申し訳ありませんでした。お世話になりました。」と、師匠のもとを去るわけにはいかなかったのです。



簡単に引き下がってしまっては、自分が師匠を信じていなかった事を認めてしまうようなものだったからです。



私はミスをしたままでは終わりたくありませんでしたので、干された後も自分なりに黙々と七面山を登り続けました。



そして干されている間も、何ヶ月かに一度の割合で師匠の【霊視】を受けに行きました。



もちろん良い雰囲気の中での【霊視】ではありませんでしたが、それでも私は師匠のもとへ通い続けたのです。



当時の私としては、そうでもしなければ師匠に信じてもらえないと思ったからでした。



私が師匠に許されたのは師匠が亡くなる2ヶ月前の事です。



私はあの時の師匠の言葉を今でも忘れておりません。



それは「あなたが私の後継ぎだよ!」という言葉です。



あれから19年が経ちました。



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