114.苦難に出会ったときに


人は、それぞれに様々な悩みを抱えているものです。



どなた様も自分なりに試行錯誤しながら、解決策を見つけようと努力するわけですが、


なかなかその糸口が見つからないと、


「どうしてこんな風になってしまったんだろう?自分だけが何故こんな目に?」

と思ってしまいがちになります。



しかし、ちょっと視点を変えて違った角度から問題点を見たときに、はっと気付かされることがあるものです。



周りを見渡せば、大なり小なりにみんなそれぞれに悩み事を抱えているということを・・・。



「自分だけが、特別に大きな問題を与えられている!」

というわけではないのです。



結局は、皆平等にそれなりの課題を与えられているだけのことなのです。



日本人にはどうしても周りと比べてしまう傾向があるので「どうして私ばかりこんな辛い目に・・・」と、なってしまうわけです。



そして、その苦難が永遠に続くものと錯覚してしまうのです。



実際は「私ばかりに」 では無く、

「皆に」 それなりの重荷を背負わされています。



本当のところは「苦難というのはある一時的な事であり、それはあなた方にとって必要だからこそ、与えられている試練!」なのです。



とにかく、そんな時は慌てずに

「まずは、今の自分に出来ることから取り組めばいいだけの事です!」



その時々の問題に真剣に取り組むことが大事です。



それは別に結果的に失敗したっていいのです。



それはそれで、それもまた良い薬になるのですから。


経験は、人に幅というものをもたらしてくれます。


幅の広い人間になりたいものですね。



人間は色々な問題から逃げてばかりいると、どんどん小さい人間になってしまいます。



くよくよ考えずに、ど〜んとぶつかって人間を大きくしていきましょう!



辛いからといって逃げてばかりいては駄目です。



試練も必要だから与えられているのですから、

越えられるということなのです!



「喜びも」 「苦しみも」 生きるうえで必要だからあるのですから、

ジタバタせずに腰を据えて生きていきましょう!



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