8.こんな経験ないですか?
By.アサリくん
はじめに
体験談というような立派な話ではないのですが、
私のような体験をした方も少なからずいらっしゃると思います。
その原因は一つではないにせよ、かつての私のように、
現在苦しんでいらっしゃる方の一助となればと思い筆をとりました。
少々私見等述べさせていただいております。
雑駁で駄文であり、おまけに長文です。
飽きられたら他の方の体験談をご参考にください。また、乱筆乱文ご容赦ください。
楽しい生活も長続きはせず・・・
今は神奈川県に住んでいます。当初は、東京に住んでいました。
何分、地方から出てきた田舎者ですから、東京に来たのが至極嬉しく、
仕事面では希望に胸を膨らませ、何か自分にしかできないデッカイ仕事をやってやろうと
ヤル気満々で仕事に取組み、休日には家内と一緒に新宿、渋谷を中心に
いろんなところに出かけ、食事やショッピング等、楽しく充実した日々を過ごしていました。
ところが、そんな楽しい日々も長くは続きませんでした。
今から約2年位前のことです。
当時、23区内の某所に住んでいました。
そこは会社が借り上げているマンションだったのですが、築50年以上もたっており、
外装こそ何度か塗り替えられて、世田谷・成城のような高級な様相に馴染んで
綺麗に見えるのですが、内装(家の造)は古めかしい昭和半ばの匂いのする、
良く言えばレトロ調、悪く言えばオンボロの造りの建物に住み始めました。
ちょうど、住み始めて1年が過ぎた頃でしょうか、当時、毎日が終電で仕事が忙しかったので、
家に帰るとバタンキュとなるのが普通なのですが、
なぜか家に帰っても誰かに見られているような気がして精神的に落ち着かず、
また、睡眠をとったとしてもなかなか疲れが取れず、そういう状態が続いた
からかもしれませんが、それに加えて、かつて燃えていた仕事に対する情熱のようなものも
月日が経つに連れてだんだんと薄れ、仕事の目標を見失ってしまい、
いわば、肉体的な慢性的疲労感と生きることへの目標が明確に見出せない
精神的な不調の状態でダラダラとした張り合いのない生活を送っていました。
つまり、心身ともに慢性的不調の状態が続いていたわけです。
また、家内においても専業主婦でずっと家に居るにもかかわらず、
家事レベルで、とりわけきつい仕事をする訳でもないのに慢性的に疲れており、
首、肩及び腰等がひどく痛むようで体も常に冷えきったような状態で辛い思いをしていたようです。
また、室内の植物も生気が吸い取られるように枯れていき、
ひどい時は2日くらいで生花が枯れてしまう、そんな状態でした。
家内には「気のせいじゃないの?」と言ってごまかしていましたが、
自分の中でおぼろげながら、これは何か霊的なものが関係しているのではないか
という思いが生まれていました。
ここで余談になりますが、何かその・・・私には第六感のようなものがあるようで、
霊的なものと言っていいのか分かりませんが、変な場所等に行くと体がおかしくなったり、
誰もいないところで自分の名前を呼ばれたり、声が聞こえたり、
他人には見えないものが見えたり(感じたり)など、よく分かりませんが、
どうやら不思議なことが今までによくありました。
一例ですが、以前、九州に住んでいた時です。
福岡の筑豊に住んでいたのですが、当時住んでいた住居では、
人の足音及び往来の気配や電化製品が勝手に音を立てたりして、
気味が悪く、充実した生活が送れないため、
霊能者の方に力をお借りして祓っていただいた経緯があります。
また、ここもそんなところなのかなぁと心の隅で思っていました。
自宅療養中に
そのような状態の中、私は以前から医者に手術を勧められていました。
仕事の関係で手術に踏み切れず、そのままにしておいたのですが、
腫瘍ができており、ちょうどその頃、少し腫れ上がってきていたので、
早期に摘出するよう勧められていました。
医者に手術を勧められてから、約半年後に仕事の方も一段落し、
職場から手術をする時間がもらえました。
平成15年の春頃でした。
手術自体は患部を開放し、腫瘍を摘出して、縫合するというもので、
特段に命には別状ないような手術だったので、入院はしなかったのですが、
それでもさまざまな組織に腫瘍が絡んでいて、完全に摘出するのに約2時間位かかりました。
その日から私の自宅療養生活が始まりました。
術後数日間は痛み止め等を飲んでいたので、ほとんど眠っていたのですが、
傷口が癒え、少し元気になってきた時のことです。
普段、仕事をしている時は、ほとんど自宅に睡眠を取りに帰っているようなものだったのですが、
いざ一日中自宅に居ると前々から感じていた”あの感覚”が強く感じられ、
どこか心が落ち着かず、誰かに見られているような感じがあり、家電製品がバチバチ音を立てたり、
人の気配を感じたりして気味が悪い状態を感じていました。
その時、「家内はこんなところに一日中いたのか。こんなところにいたら
心が落ち着かなくて、私だったらノイローゼになってしまうのではないか。
家内にはかわいそうなことをした。」と思いました。
そして、「このままではいけない。何か手を打たなければ・・・全てがダメになってしまう・・・」
内心、そんな気持ちが生まれていました。
先生との出会い
そこで、九州にいた時に視ていただいた先生の知り合いに電話をしてみました。
先生は、ご主人がその年の前年度にお亡くなりになられ、
またお歳も高齢になられたということで、最近は視ていないということでした。
「困ったなぁ。どうしよう。頼る人がいない。それに休暇中に何か手を打って
おかないと。怪我が完治して勤め始めれば、時間が限られてしまう。
本当に困ったなぁ。」と思い、家内とも相談したところ、家内も
「今は私が一緒にいるから何とか安心だが、勤めが始めると不安」というので
「限られた時間の中で、最良の方法を」と気持ちは焦るのですが、
打つ手もないまま途方に暮れていました。
困った挙句、ネットで検索することにしました。
ネットはさまざまな情報を即座に検索することが可能ですが、
見つけたサイト等の真偽を見分けるのが難しいのが欠点です。
でも、自分の直感を信じて一心不乱に藁をも掴む気持ちで検索しました。
そうしているうちにも、テレビはバチバチ音を立てるし、人の気配は感じられる等、
まるで霊たちが私たちの行く手を阻むかのごとく感じられました。
丸1日探した結果、当時開設していた「関西の霊視」のホームページにたどり着きました。
いろいろ探している過程でお祓いに関するページ等、たくさんあったのですが、
何故かそのホームページだけは自然に信じられるような気がしました。
理由は、先生の顔写真でした。
何でも受け入れてくれるようなやさしさと本物というか、人間的な懐の深さがあるように思え、
「この人なら信じて間違いはない」といった直感的に感じるものがありました。
そこで「善は急げ」で、翌朝、ホームページに掲載されている電話番号にTELしました。
感じのよい女性の方がお電話に出られ、現在の状況、訪問日時及び場所等、
懇切丁寧に応対していただきました。
何か電話で話終えた後、「ホッ」と安心したような気分になったことを今でも覚えています。
また、あの頃を振り返ると、焦りもあったのでしょう、
何の疑いもなく直感だけを信じて即座にかつ大胆に行動した自分を不思議に思いました。
でも、この英断が現在まで続く先生との出逢いの始まりになるとは・・・
霊視についての私見について
お祓いの作法等については、同ホームページに解説してありますので、割愛させていただきます。
文脈的には、なぜそのように煩わしい状態になったのかという原因について
書くのが先かと思いますが、本稿のねらいは霊視の体験談ということなので、
霊視を通じて感じたり、考えたことを先に書くことをご容赦願います。
(お楽しみは後で!)
まず、先生についてですが、砂場に水をまく如く、私の話を親身になってよく聞いてくださいました。
次に、とにかく不安で藁をも掴む気持ちでいた私を察していたのでしょう、
とにかく「大丈夫です」とか「心配ありません」と精神的に安心させてくれました。
スタッフの皆様も先生同様、気持ちの行き届いた応対をしてくれました。
また先生をはじめ、スタッフの皆様と共有している空間にいるだけで、
時間を忘れ、癒しというのでしょうか、社会の雑踏とは対極にある、一般世間を
超越した何か別世界を体験しているような気持ちになれたということを覚えています。
僭越ですが、お話等、時間をともにしているうちに、先生は霊能者としても一流なのでしょうけど、
それに加えて人間としての魅力ある先生だと確信しました。
とりわけ、私にとって重要だと思えたのは、生活の中で幸せを掴むには、
自分の能力の研鑽に加えて霊的な部分(世界)での幸福が伴わないと
真実の幸せではないということです。
誰でも幸福になりたいと思います。
遠く未来にある幸福を掴むために、日々人間は困難を乗り越えながらひたむきに努力を続けます。
それと平行して霊的なレベルを上げていかないといけないということです。
霊視では、現在自分がどのような状態であるかを知り、
今後、幸せを掴むために何から始めるべきかというアドバイスをいただけます。
そして実直に素早く行動するのみです。
(折角のチャンスが逃げてしまいますから。)
このような世界観を持てるようになったことも非常に大きかったと思います。
霊視の後は、嘘のように冷え切っていた体がポカポカと暖まったようになり、
慢性的に残っていた疲れが取れたように軽くなりました。
また、気持ちも前向きになる等、プラスになるようなことばかりでした。
お待たせしました・・・
では、なぜ家電製品がバチバチ音を立てたり、人の気配を感じたりして
気味が悪い状態が続いていたのかをお話します。
結論からいうと霊障でした。
私は都合のよい性格なので、悪いことはなるべく忘れるようにしていますが、
精一杯覚えている範囲で書きます。
私が住んでいたところは土地に問題があるということでした。
霊視中に先生がおっしゃられたのは
「たくさんの人の足が見える。東の方角に祠のような、お稲荷さんを祭ってあるようなところがある。
その場所は、昔、処刑のような人を殺したりしたような場所かもしれない。
浮かばれないような霊がたくさんいます。
特にお部屋には、一人さみしそうな女性がいます。この方は、飢えでなくなった方
でしょう。二人が食事を取られる西側にお茶とお水を用意してお供えしてあげてください。
おそらく、その方が部屋にいるから人の気配を感じたのでしょう。
でも特段、何かするわけでもないようです。ずっとお二人を見ているような感じです。
でも、それ以外にも浮遊している霊がたくさんいますから、できればその場所を離れて
引っ越した方がよいでしょう。できれば西の方角。ご夫婦には水に縁のあるところがいいようです。
特に川や海が近いところがいいですね。物件を見つけたらすぐ見に行ってあげますよ。」
といってくれました。
私は先生を信じて、次の日から家内とネット検索や不動産雑誌を見て、
1週間後に今住んでいるマンションに決めました。
今住んでいるところは風光明媚といえば言い過ぎかもしれませんが、
環境的には以前住んでいたところよりもかなりいい条件です。
太陽の光もよく入り、落ち着いた生活ができるような場所です。
ただ、通勤が少し大変になったことと、築年数も比較的新しいのもあって、
家賃が倍以上になりました。
でもそれだけの対価を払っても、ここに来てよかったと思っています。
もちろん入居したときも先生にはお祓いしていただきました。
最後に
最近の私ですが、未だ霊障に悩んでいます。
でも、その他にも悪いことが続いているからといって、
霊的な部分のせいばかりにしていたような気がします。
霊的なもののレベルアップも大事ですが、
今の自分の人間性のレベルアップを忘れていたような気がします。
そのように人間というのは、都合のいいように物事を解釈し、本筋を忘れる者なのですね。
(私だけかもしれませんが。)
また、霊視についていろんな見解があると思います。
まず霊的な世界を信じるかどうかで分かれるでしょう。
次に信じたとしても、困難にぶつかった場合、自力で精一杯乗り越える人もいれば、
信仰の道に入る人もいる。
また、私のように自力では解決できないことを悟り、霊能者の先生にお世話になる人もいる。
いずれの選択にせよ、ひとつ言えることは、自分の信念で選ぶということです。
また、佐藤先生以外の霊能者の方と縁がある方もいらっしゃると思います。
それも是なりだと思います。
最近、高度情報化社会の円熟期を迎え、人間関係も希薄になり、
頭でっかちで社交性に乏しい人が多くなっているように思います。
かくなる私もその一人ですが、情報に流されて生きていくのではなく、
人との繋がりを大事にしながら、歳をとり我が人生を振り返った時、地位、名誉、及び銭金ではない、
「自分はこんな社会貢献をやってきた」
と思えるような人間になりたいと抽象的かつ漠然と考えています。
常に自問しながら、それは何かを追い求めて生きて行きたいと思っています。
みなさん、頑張りましょう。そして、大きく夢を持ちましょう。
少なからず、先生は私と同じような考えを持たれていらっしゃると思います。
霊能者としての先生を描くには不十分だったかもしれませんが、
人間としての先生はこのような方だということは、
この駄文を読んでいただければおわかりになると思います。
どうか、どんなに本気で努力してもどうにもならない方、
一度先生の門を叩いてみてはいかがでしょうか?
きっと何か自分にとってプラスになるようなことがあると思います。
TOP / 体験記目次