60.マレーシアからのお礼の手紙

by:W一家


先生のブログを日々拝見しては、毎日頑張っている

マレーシアのW一家です。





マレーシアでの生活でも、本当に驚きの連続、

奇跡的なことの連続で、毎日目を見張りながら生活しております。

それにつきましては、後程お話しすることにいたしまして。





先生、福岡のパワースポットを回っておられるご様子、

体をゾクゾクさせながら、拝見いたしました。

私たちW家は、3.11大地震のとき、T(末息子)が生後8週間というときであり、

水が飲めなくなったこと、ペットボトルの水も手に入らなくなり、

オムツも何もかもが手に入らなくなり途方にくれ、夫の友人を頼り、

一時、福岡の糸島というところに身を寄せました。

夫の友人が持つ別荘に3週間弱、

東京、所沢周辺の様子が改善するまで、滞在いたしました。

私たちは、ここ糸島で、素晴らしい出会いを繰り返し、

地元の方々に本当に助けられ、

その後帰京したあとも、地元の方から、マレーシア出発直前までの2年間、

毎週一度、お野菜やお肉などを送ってもらうことになったのです!

もちろん、私たちは、帰京後も、子供たちを連れて、

糸島へ「里帰り」をし、みなさまとずっと交流を続けております。





「終のすみかをどこにしたいですか」と尋ねられたら、

私は、「糸島」と答えるほど、そこに心惹かれておりました。





今年に入り、日宗先生にお会いし、はっ、とし、糸島のことを調べたところ、

そこは平家の里でした。

日宗先生より、私は、平清盛に近いところにいた女性でした。

そしてその魂は、とても暗い、そこのものにしかわからない、

悲哀を一心に秘めた女性です、と言われました。





以下のサイトをご覧ください。

糸島の地で自害した、清盛の長男 重盛の妻の墓がありました。

重盛亡きあと、子供たちを立派に育てるために糸島の地まで逃げてきましたが、

源氏の追ってに子供たちを目の前で殺害され、

自害されたそうです。

その後、従者たちはこの地にとどまり、墓を立て、代々

平家を弔い続けているということです。





http://itoshima.main.jp/contents/field/field_37.html





http://itoshimania.jimdo.com/%E7%B3%B8%E5%B3%B6%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2/





この地は、私たちが滞在していた別荘のすぐ近くのところでした。

買い物などに出かけた際、別荘への帰り道を夫は頻繁に間違い、

決まって、このお墓へと続く道をたどっていったのです・・・。





糸島には、二丈というところがあります。

神々しい景観の中、夫婦岩が海に鎮座しています。

私たち家族は、この海辺が大好きです。

子供たちもここに来ると、「ここに住みたい。ここに住みたい」

と、いつもはしゃいでいました。

いまだにR(長女)は、海のあの大きなおうちに行きたい、と言います。

(夫婦岩の目の前に、元お医者様が経営するフリースペースがあり、

そこに素泊まりさせてもらえたのです。

その方との出会いも、運命でした。)





平家ゆかりの素晴らしい寺のあることを、私たちが愛してやまない地に

平家の悲しい歴史があったことを、

日宗先生とお会いすることで初めて、知りました。

私たちに野菜を送り続けてくださった方は、

まさに、その秘境といえる、落人の里に住む方だったのです・・。





福岡市からはやや離れますが、

糸島市二丈は、時間の流れの違う、素晴らしい場所です。

ご多忙とは存じますが、福岡へお越しの際は、訪問先の一つとして

候補にあげてくださいましたら、大変幸いに存じます。





ここマレーシアでは、夫も、私も、本当に素晴らしい出会いに恵まれています。

特に例の女性 Mは、私たち家族にとって、なくてはならない存在に

なってきました。





先生は、お誕生日はとても重要だ、とお話しされていますが、

驚くべきことに、Mのもっとも敬愛するMのお母様と

私の誕生日は、同じ日だということがわかりました。

Mが、私の誕生日を知ると、泣き出してしまいました。





さらに驚くべきことがありました。

私とMは、Mが経営するお店で知り合いました。

それは、私たち家族がマレーシアへ到着した翌日のことでした。

偶然そのお店に立ち寄ったのです。

今、私たちが住むアパートからすぐのところにあります。

Mがその店の経営を始めたのは、

そのちょうど一か月前のことだったのです。

それまでは、別のところで働いていたそうです。

経営者の一人から、どうしても経営がうまくいきそうにない、

と、グランドオープン予定日直前に相談され、

「経営者として参画してくれ」と頼まれて、

一緒にお店を始めることになったのだそうです。

「もし、あのとき、経営者を引き受けなかったら、(私との)出会いはなかった」

と、感慨深げに、彼女はいつも私に話してくれます。





彼女のいうことは、いつも日宗先生がおっしゃることと同じことばかり!

精霊さん、神様、仏様をいつも大切にし、

精神を高めるところに、「今いくべきだ」と感じたら、必ずすぐに行動して

そこへ出向く、と話しています。

仕事があろうとなんだろうと、私はすぐに「必要な場所へ赴く」と言っています。





ということで、

「W一家を、連れて行かなくてはならない!」

と「お告げ」を感じたから、と、

あるヒンドゥ寺院2軒に、これまで連れて行ってくれています。

早朝か夜が良いのだと。

早朝は、マラーの仕事の都合上難しいので、

いずれも夜に連れ出してくれました。





「どこに行くの?」と最初は心配していた子供たちも、

お寺に着くと、「なぜ、君たちはこんなにお寺を喜ぶの?」

というぐらい、お寺で本当に楽しむわが子たち。

それを見ていると、本当にうれしくなります。

写真をとると、必ずやオーブがいっぱいです!

本当に精霊さん、神様、仏様に守られているようです。





特に最近、Tが不思議です。

寺に行くと、「あ!」と上の方を指さし、時折、出口に向かって

バイバイ、と言いながら手を振ります。

また、ヒンドゥにおける男性のお祈りの仕方というのがあるのですが、

それを、天井あたりをみながら、その通りをするのです。

Mが、

「Tは、この寺に住む精霊さんに、お祈りの仕方を

教えてもらってるんだよ。」

と言います。

そうかもしれない・・・・。私もそう思わざるを得ない気持ちです。





昨夜、Mの寺では、京都の寂光院で起きた出来事と

同じことが起きました。

寂光院に訪れるように先生に言われ、すぐに行ったとき、

ちょうどご本尊を拝顔できる日でした。

放火により黒焦げになった仏様のお顔は、はじめ、怒った顔をしていました。

ところが、翌日もう一度訪れたところ、穏やかで、にこやかにお迎えしてくださったのです!

Mの寺でも同じでした。

ご本尊はシヴァの奥方様です。

訪れたばかりのとき、とても険しい表情をされていたのですが、

ご祈祷をあげていただき、お祈りをして顔を上げると、

そのお顔が!穏やかなお顔になっていて、全身鳥肌が立ちました。

Mを見ると、なんとうなずいているではありませんか!





すべてのお祈りを終え、神様とお話しするために、そのお寺にしばらく

たたずむのがヒンドゥの決まりなのですが、

そのとき、二人同時に、「お顔が変わったね」と話しかけました。

私が、「最初怒られていたのに、その後、やわらかくなったの」

と言うと、

「そうそう、私が、一番最初にこのお寺にW家を連れてくるべきところ、

なかなか連れてこなかったから、私、怒られちゃってたのよ」

と言いました。





まさにそういう感じでした。

「人間」と間違うような仏様で(私にとっては)、

最初、どなたかが座っておられるのではないか、

と思ったほどです。





先生がお越しになったら、ぜひぜひMにお会いいただき、

Mのおうちや、Mのお寺などにお一緒できればと

思っています!

(夫も、ぜひMの寺には頻繁に行きたい、と言っています。)





大成功を収めている「ロータス(蓮)」というレストランがあります。

ここは、Mの寺院のすぐそばにある、とても落ち着く、子供たちの

大好きな場所の一つです。

成功するには、成功するだけの理由があるのだ、と、

このお店を訪れてもわかります。





余談ですが。

Mのもっとも敬愛するお母様は、

ヒンドゥ教で、理事に名を連ねた初めての女性として、

とても有名な方なのだそうです。

その後、もう一人理事になった女性がおり、それは

Mのお姉さまなのだそうです。





精神の世界の話をできる大切な友人であり、

その友人から日々学ぶことができるという、

本当に幸せな出会いをしました。





これも、日宗先生にお会いし、

行くべきところへお参りしたおかげだと、心から思っています。





今、私は、なぜか、宮島へとても惹かれています。

ヒンドゥの神であるガネーシャは、日本では聖天様。

ダライラマが日本に来ると(お忍びで来られることも多々あるそうですが)、

必ず滞在されるのが、宮島の聖天院様だそうです。

チベット仏教においても、ヒンドゥ教においても、日本の仏教においても、

神様、仏様、精霊様は普遍なのだ、どこにでもおられるのだ、

とマレーシアで心から学びました。





「絶対に一緒に日本に行く!」とMが毎日言っております。

一緒に帰国したときには、宮島へもぜひ一緒に足を伸ばしたい、

そう思っています。





先生へご報告でした。


マレーシア画像
Mさんのお寺


マレーシア画像
Mさんのお寺


マレーシア画像
Mさんのお寺と大きなオーブ


マレーシア画像
Mさんの寺の目の前の不思議な大木


マレーシア画像
建築をストップされたヒンドゥ寺院の蛇様



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