79.生きるために戦え!
私はこの頃【織田信長】の事を考える時がある。
【織田信長】という実像は『豊臣秀吉』によって、かなり歪められているので、皆さんは誤解している所が多いと思います。
私はもし【織田信長】が天下を取っていたら、今の日本はもっとスケールの大きな国になっていただろうと思うのです。
なぜなら、【織田信長】は『明智光秀』のような優等生には考えもつかない思い切りの良い事ができた人だからです。
あの比叡山の焼き討ちや約束違反を犯した『浅井長政』への対処。
やはり「ならぬものはならぬ!」のだから、裏切りや失敗にはそれなりのペナルティというものが課せられて当然だと思います。
つまり《切腹》です。
現代はペナルティが甘過ぎるから、ズルイ奴らが調子に乗って、いつまでも生き延びるわけです。
今の日本には、旧ソ連が行ったような【ペレストロイカ(立て直し)】とはちょっと違う『人間のペレストロイカ』が必要です。
今の日本人は、あの明治維新以来『食文化』も『生き方』も《欧米化》が浸透し過ぎました。
これからの時代は《欧米化》の悪影響も踏まえて、新しい日本人を作り上げていく事が重要です。
私には【織田信長】や【新撰組】のような存在が必要な時代になってきたように感じます。
つまり、和洋折衷でも良いが『ならぬものはならぬ』の生き方です。
『豊臣秀吉』のような恩知らずや『徳川家康』のようなズル賢い輩が天下を取ると、
それなりの人間が世に蔓延ってしまい、最終的にはドンデン返しをされてしまう人生になるのです。
それではいけません!
今の時代は世界的に『サッカー』が人気ですが、『サッカー』は自ら転んでいながら、
あたかも敵に倒されたかのようにアピールして、チャンスを得ようとします。
そうかと思えば、審判の目を欺いて反則をする。
この姿はまさに今の日本人そのものです。
実に浅ましいと思います。
【武士道精神】など、どこにもありません。恥ずかしい限りです。
悪い事をしても誰かに見つからなければ良い・・・
分からないように反則すれば良い・・・
などという生き方が良いわけがありません。
『サッカー』のような汚いスポーツは、汚い人間を育成するだけで、人間形成には最悪だと思います。
これを良しとする人間が世界中に大勢いるのだから、この世が健全になるわけがありません。
昔は選手宣誓と言えば『スポーツマン精神に則り、正々堂々と戦うことを誓います!』と言ったものだ。
スポーツは人間をより良く育てるものだった筈です。
私自身も《野球》を通して【生き方】を学んできました。
苦しい時ほど、その【生き方(対処の仕方)】が生きています。
しかし、その《野球》もいつの頃からか変わってきました・・・。
つまり、元◯◯カープのある選手のように《プロの選手》でありながら、
球が当たってもいないのにデットボールをアピールして審判を欺こうとする選手が現れたり、
高校野球の試合においても【勝つために手段を選ばない】5打席連続敬遠を指示したりする明◯義◯高校の監督のような人間が現れたからです。
私は「恥を知れ!」と言いたい。
このような大人たちは、子供たちに何を学ばせようとしているのか?
汚い生き方をしてこの世を謳歌しても、因果応報で必ず自分自身に返ってきます。
これから日本には【大災難】が起こると言われています。
そんな時代だからこそ、汚い事をして自分自身だけが生き抜くのではなく、
皆で協力しながら助け合い《すべき事》をして【大災難】に立ち向かうような人間が必要なのです。
私は困難に怖気づいてメソメソしている時間があるのなら「生きるために戦え!」と言いたい。
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