76.木田大時
私は大分以前から自分の近未来が視えています。
その近未来とは・・・、私はある時【難病】を抱えた人物Aさんに出会います。
そのAさんは様々な医者を訪ね歩きましたが、全く病気が改善される事なく途方に暮れている時に私に出会いました。
私はAさんを【手当て】すると奇跡的な事が起こり、Aさんの【難病】が治ってしまったのです。
このAさんという人はかなり人望の厚い人だったようで、Aさんの話を聞いた方々が次々に『日宗庵』を訪ねて来るようになり、
私はようやく【私のすべき仕事】をやれるようになるというものです。
私は今【沖縄】で毎日ある所で魂を浄化させながら、エネルギーを充電しています。
だから、もう暫くすると今までにない【手当て】をする事が出来るようになる事でしょう。
それが私には分かるのです。
もう【その時】は目前です。
先日、沖縄のあるお店で面白い冊子を見つけました。
この冊子の主人公は沖縄県南城市に住んでいた占い師【木田大時(むくた うふとぅち)】です。
ある時、第二尚氏の王(尚真王)の子供が病に倒れます。
尚真王は琉球にいる優れた医者たちを呼び寄せ手当てをさせますが一向に治る様子が見えません。
そんな時、尚真王は南城市に住む【占い師】の噂を耳にします。
早速、尚真王はその【占い師】を呼び寄せ、手当て(祈願)をさせました。
すると、見る見るうちに尚真王の子供は元気を取り戻し、回復したのでした。
尚真王はその御礼に、この【占い師】を首里城に勤務させ、【木田大時(むくた うふとぅち)】という名前を授けました。
それからの【木田大時】は首里城で『天気予報』や『作物の植え付けの係』を担当することになったのです。
しかし、残念ながらこの【木田大時】の出世を快く思わない人たちがおりました。
それは面目を潰された医者や【木田大時】の出世を妬んでいる人たちです。
その者たちは【木田大時】のデマ(虚偽の情報)を流し、尚真王の考えを改めさせようと企てたのです。
そこで尚真王は【木田大時】が『本物』か『まがい物』なのかを確かめるために、
箱の中に一匹のネズミを入れて「【木田大時】よ、この箱の中にネズミが何匹いるのかを当ててみよ!」と言うのです。
【木田大時】は気持ちを集中させ透視し、箱の中のネズミの数を「3匹おります!」と伝えました。
すると尚真王は「この偽物め!処罰してやる!」と言って、【木田大時】を処刑場へ送ってしまいました。
その後、尚真王の家臣の者が王の前で箱を開けてみると、そこには母ネズミ1匹と子ネズミが2匹いたのでした。
尚真王は判断を誤ったと反省し、すぐに処刑を取り止めるように伝えましたが時すでに遅しで【木田大時】は処刑されていました。
その後【木田大時】は、第二尚氏一族しか入れない【玉うどぅん】という御廟所に民間人としてたった一人埋葬されています。
私はこの【木田大時】の話を知った時、他人には思えませんでした。
なぜなら、私はこの【木田大時】と同じ土地に住んでおり、
更に私は今、一人の沖縄の医者との出会いによって出会いの輪が広がって来ているのです。
私は【縁】というものの不思議さ凄さを感じます。
第二尚氏第3代国王・尚真王は尚円王の子であり、1465年~1527年1月13日(嘉靖5年12月11日)までおられた方です。
この時代は日本本土ではまさに戦国時代でした。
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