75.良い【縁】が繋がり始めている
本来【僧侶】になるためには『戒律』を守らなければならない。
・生き物を殺さない
・盗まない
・邪な性行為をしない
・嘘をつかない
・酒を飲まない
上記のものが『五戒』と言われるものだが、実際『戒律』というものはもっとあるようだ。
日本の僧侶は果たして【僧侶】と言えるのだろうか?
先日のインド仏教界のトップである【佐々井秀嶺】さんは、それらの『戒律』を守ってお酒もタバコもやらないそうです。
その【佐々井秀嶺】さんに対して日本の僧侶たちは歓迎会と称して、お酒を飲みタバコを吸いながら歓迎したそうだ。
【佐々井秀嶺】さんは堪らず別の部屋へ移動したという話を聞いたことがあります。
今の日本の【僧侶】は僧侶の本分を忘れ『葬式坊主』に成り下がってしまっています。
インドでは【衣】というのは自分でお金を出して買うものではなく、信者さんから頂くものだそうです。
つまり自分でお金を出して【衣】を買うような僧侶は、僧侶として認められていないという事だそうだ。
これはスリランカと同じです。
日本人も見習うべきだと思います。
私は沖縄県に移住してから本当に良い【縁】に恵まれて来ました。
沖縄の『おじい』や『おばあ』と知り合いになり、家に招かれたり、村の集会に招かれたりしているうちに、
徐々に知り合いが増え、知り合いの輪が大きくなって来ています。
そして何といってもN医師に出会ったのが大きかったと思います。
N医師に出会わなかったら沖縄の僧侶やインド仏教界のトップである【佐々井秀嶺】さんに会う事も出来なかったと思います。
また【佐々井秀嶺】さんに会わなかったら、世界的に活躍されているジャーナリスト【山本宗補】さんに会う事も、
それから『糸数アブチラガマ』へ慰霊に通っていなければ【日比野勝廣】さんの娘さんたちに出会う事もなかったと思います。
私はこれらの方々と繋がれたというのは偶然ではないと思っています。
これは私が【誠】の活動を始めた事により、良い【縁】が繋がり出したのです。
つまり【類は友を呼ぶ】からです。
私は世界中の恵まれない方々を支援するために【誠】を立ち上げました。
現在、郵便局から直接スリランカへ『寄付金』を届ける事が難しくなって来ているので、
私が直接手渡しをしなければならない状態なので、毎年スリランカへ行くのも容易ではありません。
しかし、その容易ではない事をしているからこそ、良い【縁】が繋がり出して来ているのだと思うのです。
今の私に出来る事は【誠】に支援してくださっている方々に、一年間祈祷し続ける事ぐらいしか出来ません。
私が【佐々井秀嶺】さんのようにビックな男であったなら、もっと大きな事が出来るのでしょうが、分相応に生きるしかないというのが現状です。
『俺が・・・俺が・・・』というのは好きではありませんが、私は『俺がやらねば誰がやる!』という気持ちで日々生きています。
残念ながら私はまだまだ『やろうとしている事』が出来ていません。
私がどんなに相談者の方々を想っても私を必要とする人が少ないのですから話になりません。
それだけ私には前世からの【徳】というものがないのでしょう。
『西国三十三箇所めぐり』や『坂東三十三観音霊場めぐり』をしていると、それを実感いたします。本当に【未熟】です。
【佐々井秀嶺】さんが言うように、自分で【衣】を買っているようじゃ駄目ですね!(苦笑)
それではこれから歩く修行へ行って来ようと思います。
【佐々井秀嶺さんと日宗】
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