47.逆縁の菩薩に感謝!
私は関西で11年間≪霊視≫をした事があるのですが、そのうち10年間はほんの僅かな相談者しか来ませんでした。
しかも歯が浮くようなお世辞を言うわりに、毎月≪霊視≫を受け続ける相談者は10人足らずでした。
ようやく関西の方々と噛み合うようになって来たのは11年目からの事です。
私にとって関西の方々はまさに【逆縁の菩薩】でした。
私はある時『関西の方』から「本当にそう思っているのかどうだか・・・」と罵られた事がありました。
私はその方をとても信頼しておりましたので、その時のショックは計り知れないものがありました。
そんな事もあり私は益々関西の人を信じられなくなりつつあったのですが、今は違います。
今の私の周りには沢山の理解者がおります。
その中でも私の心を理解して行動してくださる最大級の理解者の一人が関西人の方だからです。
私はその方に出会わなかったら、関西の方々を誤解したままだったと思います。
人間は『失敗』や『上手くいかなかった事』に対して憎々しく感じるものですが、私はそう思わなくなりつつあります。
なぜならば【逆縁の菩薩】こそが、私に色々な事を教えて学ばせてくれるからです。
私はこれまで100人中99人までが続かない現状を嘆いておりましたが、今はその99人に心から感謝しております。
私は常々【感謝する心】が大事だと言って来ましたが、私自身が本当の意味で【感謝する心】が足りなかった事に気づいたからです。
【類は友を呼ぶ】と言います。
私自身が【感謝する心】が足りなかったのですから、99人が来なくなるのは当然の事だったわけです。
私は霊能者として生きて来て29年目。そしてもうすぐ57歳になります。
今頃になって気づき始めた事が沢山あります。
私はこのところ息子(一徳)と二人だけで【七面山】を登詣しているのですが、この喜びは自分で想っていたよりも遥かに大きいものでした。
私は息子から色々な事を学ばせてもらっている気がします。
8月からはまた息子と共に【七面山】を登詣するつもりです。
私を導いてくださっている『目に見えない存在』に心から感謝致します。