37.【お詣り】というのは・・・
お詣りをされる方々の中には、明らかに【現世利益】を目的としてやっているなという人たちがおります。
最近の日本人は楚楚としたものが無くなり『浅ましく』なって来たなと感じます。
たとえば「あの神社へ行けば、望んでいる事が叶えられるから・・・、あるいは利益をもたらしてくれるから・・・」と言ってお詣りをしているようなのです。
しかし、これはお詣りの心構えとしては、明らかに間違いです。
なぜなら、このような方々の信仰は「自分の願いが叶えられない信仰なんて意味がない!」 というような理屈になるからです。
こういったものは【信仰】とは言えません。
これは単なる【自分のわがまま】を聞いてもらおうとしているに過ぎません!
この【わがままな信仰者】が増えて行くと、『自分ファースト』ですから相手の事などお構いなし、自分の願いさえ叶えば満足というような、 自分勝手な人々か増えて行くだけなのです。
こういう方々が増えれば増える程、 当然トラブルが多くなるわけです。
本当の【信仰】というものは、相手を慈しむ事だと思います。
常に相手の立場になって物事を考え、一つのものを皆で分け合う精神を養う生き方を学ぶのが【信仰】だと思うのです。
【現世利益】は、この世で神仏から幸せになるものを与えられる事を言います。
しかし、この【現世利益】は自分という人間を磨いているうちに、いつの間にかに与えられる副産物として考えて修行をした方が良いのではないでしょうか。
本来は、修行を重ねていくと【足る事を知る】という事に気づき、与えられたものを有難く頂くようになるものです。
現代の人たちは、汗をかいて努力する事を嫌い、安易に【 開運】するというスポットへ行きたがります。
そのような方々は【開運スポット】へ行けば誰でもが幸せになれると思っているようですが、人生はそんなに甘いものではありません。
なぜなら、その【開運スポット】そのものが万人に良いとは限らないからです。
どういう意味かお分かりでしょうか?
それは、その人に合った【開運スポット】というものがあるからです。
詳しく知りたい方は【霊能者の開運霊視】のホームページをご覧ください。
今朝【沖縄の砂浜】ではスピリチュアル同好会のような方々が瞑想のような体操のような事をされていました。
あのような生き方は非常に良いと思います。
日本人はもっと自然を楽しみながら五感の働きを高め、感性を活かして生きた方が良いと思います。
そうすれば、他人にはない自分に気づき、自分らしい生き方が出来ると思うからです。
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