300.苦手なモノが自分自身の一番得意分野になる事もある



私は恥ずかしながら、もの凄い臆病者だった。



だから《幽霊》や《お化け》などには絶対に会いたくないと思っていた。



私は《幽霊》よりもマンガのタイガーマスクの主人公である《伊達直人》のような生き方をしたいと思っていたのだ。



【虎の穴】を脱走して、【虎の穴】からの刺客と戦うタイガーマスク。



そのタイガーマスク(伊達直人)は、孤児院の子供たちにプレゼントを届けるのだ。



私はそんなタイガーマスクのような人間になりたいと思って生きて来た。

虎

それが、私が28歳の時に突然【身の変化】が起こり、私が最も苦手なモノと関わる生き方をする事になりました。



人生というのは不思議なものです。





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