241.日本にも世界に目を向けていた人たちがいた・・・
今日は旧暦の4月25日。
ちょうど今頃の時期に近藤勇は板橋で斬首されたのです。
近藤勇が生まれた頃は、百姓の息子が武士になるなど出来ない時代でした。
そんな時代に近藤勇は武士として、武士以上に武士らしく生きたのです。
近藤勇はそれまでの身分制度に従わざるを得ない生き方とは違う日本を作ろうとしていたのだと思います。
私はそんな近藤勇が大好きでした。
日本における『士農工商』という差別的な身分制度は江戸時代に敷かれたのだが、そのキッカケとなった人物は豊臣秀吉でした。
豊臣秀吉は百姓の息子として生まれたにも拘わらず、百姓に様々な制約を課して自由を奪った。
つまり、自分自身はやりたい放題だったのです。
こんな小さな人間がトップに立つと国も人間も育ちません。
日本には大昔から【先見の明】を持っていた方々がおりました。
厩戸皇子・奥州藤原氏・平清盛・足利義満・織田信長などです。
このような方々がもう少し長生きして、日本が世界と貿易や交流を続けていたら、日本人はもっと賢い民族になっていた事でしょう。
残念ながら今の日本は、今回の【新型コロナウイルス】問題で『後進国』である事を露呈してしまったという感じがします。
一番の問題は、今の日本人は【自分で考える】という能力が退化してしまっているという事です。
いつの時代からなのか日本人は【殆どが猿真似】ばかりになりました。
自分自身で考えて生きる事が出来ない人間が多い。
これではダメだ!
人間はゆっくりでいいから・・・失敗してもいいから・・・自分自身で考えて工夫して生きた方がいい。
私はその事を沖縄で【ボランティア活動(ヤギ小屋の清掃)】をしながら、琉球王朝の末裔のお爺さんから学びました。
そして今は自分自身で考えて工夫してヤギ小屋の清掃をしています。
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