240.【霊視】をしていると・・・
【対面霊視】や【遠隔霊視】をしていると、相談者の中には
「私はこういう事を聞きたいのに、どうしてそんな話ばかりをするの!」
と私に対してイライラする人がいます。
また、これは特に【遠隔霊視】の際に多いのですが、どうでもよいような事を質問して来る人がおります。
相談者の方々にとっては「私が尋ねたいと思っている事に答えてよ!」という所なのでしょうが、極端な話ですが、
明日寿命が尽きようとしている人に、まだ妊娠もしていないのに出産の対処の方法を話しても意味がないのと同じ事だと思います。
私は一応『どうでもよい質問』にも答えますが、【今のあなたに必要な事】をちゃんと受け止めてよと逆に言いたい。
なぜなら、その後の人生が大きく変わってしまうからです。
【霊能者】というのは、『占い師』と違い相談者の顔色を見て相談者の方が喜びそうな事ばかりを言うわけにはいきません。
人間は足元も見ずに遠くばかりを見て歩いていたら、目の前にある穴に気づかず落下してしまいます。
そうならないようにするために【霊能者】は『霊視』をするのです。
これは今から約20年も前の事ですが、私はある会社の社長との付き合いで【霊能者】の家へ行った事がありました。
その『霊視』が終わり、私がいよいよ家を出ようとした時の事です。
【霊能者】の方が笑いながら私に「あなたは私と同じ仕事をしている人ですね!」と言ったのです。
さすが【本物の霊能者】は、こちらから何も言わずとも、私の職業をちゃんと分かっているのです。
相談者の方々は色々と『尋ねたい事』があるからこそ、【霊能者】の所を訪ねて来るのはよく分かります。
しかし、その『尋ねたい事』が今のあなたに必要な事なのかどうかは【霊能者】が一番よく分かっている事なのです。
先日も【遠隔霊視】に対してブログに書いてあるような事ではなく、私個人に必要な事だけを教えてくださいというメールが来ました。
この相談者の方は分かっているようで分かっていないんだなぁ・・・と、私としてはとても残念に感じました。
私は相談者の方がまだ理解出来ていないと思ったら、何度でも同じ話をします。
それが相談者の方々にとって重要な事だからです。
分かって頂けたでしょうか?
こういう事が分からないという事は、自分の欠点にも気づけないというだけでなく、
周りからも会社からも必要とされない人間になってしまうのです。
そうならないためにも【謙虚】に受け止め、改善していこうとする姿勢が大事です。
大きく成長する人というのは、どこまでも【謙虚】な人なのですから・・・。
|TOP|ボヤキ目次|