私は霊能者として仕事を始めるまでは、【新撰組】に関して全く興味がありませんでした。
それこそ【新撰組】よりもむしろ明治維新を成功させた方々を「素晴らしい!」と思っていたぐらいだったのです。
特に『坂本龍馬』や『西郷隆盛』などが好きで、高知市にある桂浜や奄美大島へ行ってみたいと思っていました。
それが・・・霊能者として生き始め、様々な所を巡っているうちに、歴史の流れに疑問を感じ、自分なりに歴史の真実を調べたくなりました。
あれ程好きだった【鎌倉市】や【京都】がオドロオドロシイ所に感じるようになったのと同時に、【勝てば官軍負ければ賊軍】の本当の意味が解り出したのです。
勝った方が『正義』、負けた方は『不義』。
『不義』とは義にそむくという事です・・・。
断じてそんな事はありません。
是非ともNHK大河ドラマ【新選組】を見ていただきたいと思います。
特に第44回からは見どころ満載です。
私個人の意見としては【新撰組】という文字は『選』よりも『撰』の方が好きです。
江戸時代末期、『会津藩』や『新撰組』は天子様をお守りするために、京都を奔走しておりました。
それがいつの間にか『会津藩』と『新撰組』は【賊軍】扱いされる事となり、特に『新撰組』は勝海舟から虫けら同然に扱われました。
勝海舟という男は、まるで特攻隊に「絶対に生きて帰って来るな!」と言って送り出した指揮官のようです。
まさに使い捨て同然の仕打ちでした。
これでは忠義を尽くして生きた者たちが浮かばれません。
だから私は最後の最後まで戦って亡くなられた旧幕府軍の方々が眠る【函館の碧血碑】へ行くのです。
私は【明治維新】という言葉を聞くと虫酸が走ります。
あの忌々しい【明治維新】から150年・・・。
歴史は今も繰り返されています。
長州の安倍総理と薩長土肥に寝返った秋田の菅官房長官・・・あの時代の生まれ変わりの方々なのでしょうか?
日本人はもうそろそろ歴史の真実を知るべきだと思います。
人として守るべき道を外さないために・・・。