239.空気読めない科
【周波数】とは工学、特に電気工学・電波工学や音響工学などにおいて、
電気振動などの現象が、単位時間当たりに繰り返される回数の事だそうだ。
人間は電気の刺激により脳や筋肉を動かすので、人間にもそれぞれ【周波数】というものがあるという。
だから【周波数】が合う者たち同士だと上手く付き合えるだけでなく、『同じ病気』をも引き寄せてしまう事があるらしい。
先日、ある医師がガン患者を治療している医師は『ガン』になり、脳疾患の治療をしている医師は『脳疾患』になると言っておりました。
これは実に興味深い話です。
実は僧侶の世界でも特に『ガン封じ』の祈祷をしていた僧侶がガンで亡くなったという話があるからです。
くだらない話ですが、もし病院に【空気読めない科】を創設したら、その担当医も『空気が読めない人』になるのかもしれません・・・。
私は究極な時ほど『空気が読めない』のではなく、【相手を思いやれる人間】でありたいと願っています。
先日、ある有名な方が、今、世の中は【テストされている】のだと言っておりました。
本当にそうだと思います。
以前にも書きましたが『フェイスブック』は誰とどんな感じで繋がっているのかがよ~く分かるので、その人の人間性が見えて来ます。
こんなご時世になると人間がよ~く見えて来るのと同じです。
話はだいぶ飛んでしまうのですが、私はかつて自衛隊に在籍していた時に、冬の訓練で雪深い所へ演習に行った事がありました。
私たちは訓練が終わり帰り支度をしている時でしたので、車に乗り込む前に小用を済ませてこようとしていました。
私がちょうど用をたしている最中に突風が吹いたのです・・・。
私はそれから約1週間アソコが痛くてゆっくりとお風呂に入れなくなってしまった事がありました。
『肛門科』を受診するというのであれば【痔】なのかなと思われるだけですが、『泌尿器科』になるとどうもそうはいきません。
医師もナースも、私の事を『イカガワシイ所で遊んで来たな・・・』という感じで接して来るのです。
『泌尿器科』の診察を受けて病院を出て来た時の世間の目は実に冷たいものです。(笑)
変な話ですが女性だって、疲れや何かのはずみで『膀胱炎』や『カンジダ症』や『膣トリコモナス症』になる場合があります。
そんな時に世の中には「私は一度もよその人と遊んでなんかいないのだから、あなたに病気をうつされたに決まってる!」
というような事を言う奥さんがいるようですが、これは本当に失礼極まりないと思います。
これじゃ、もう信頼関係は『ゼロ』に等しいと思います。
今回の【新型コロナウイルス】に関しては「どうか私の県には来ないでください!」と訴える方々がアチコチに現れました。
私はこれは言い方が違うのではないかと思います。
「どうか『自粛』して頂けないでしょうか?」と促すだけで充分ではないかと思うのです。
もし、私自身が【新型コロナウイルス】に感染したら、私は他人に迷惑を掛けないように自ら『自粛』致します。
今回、色々な場所で「来ないでください!」コールがありましたが、私は本当に残念に感じました。
まるで難民を受け入れない国の方々と変わらないからです。
自分自身や身近な方々を守るという事は大事ですが、避難して来る相手に対しても思いやる気持ちが大切だと思います。
誰だって【新型コロナウイルス】にかかりたくて罹患している人はいませんし、かかりたくないと思っている筈です。
人によっては仕事の都合上どうしても県をまたいで行かなければならない人もいるわけですから、
もう少し相手の事を労るような言葉にすべきだと思います。
実際に私が住んでいる沖縄でも「来ないでください!」コールがありましたが、沖縄県民が皆そんな感じというわけではありません。
少なくても私の周囲の沖縄の方々は、私のような移住者をとても大事にしてくださいます。
受け入れてくれるわけです。
それから、私は時々『これってオカシイんじゃない!』と思う事があります。
今や【新型コロナウイルス】の事で医療従事者が大変な状態で仕事をされているわけですから、
良識ある方々が『医療従事者の方々に感謝しましょう!』と声を上げるのは理解出来ます。
しかし、テレビ番組を見ていると、医師自身が【医療崩壊】になりかねないから、
私たち医師や医療従事者を助けてくださいと訴えるのはオカシイと思うのです。
私自身も医療従事者でしたから、患者さんが危険な状態になった時には、冬の川へでも飛び込んで助けに行きます。
そういう時には【火事場の馬鹿力】が出る事を知っているからです。
私はそういう経験をこれまでに何度もして来ました。
私は医師になろうとする人たちというのは【野口英世】博士のように、命懸けで人命を救おうと志して医師になるのだと思っていました。
違いますでしょうか?
世の中には同じ医師でも全く別次元の先生もいらっしゃいます。
こんなご時世ですから【新型コロナウイルス】に感染する危険性を少しでも減らそうと相手を思いやり、
ずっと以前から会いたいと思っていた人の所へ行く事を辞退した先生がおります。
この素晴らしい医師は【熱中症対策】などを研究している先生で、いつも相手の事を気遣ってくださいます。
是非、このような先生を見習って頂きたいと願います。
これはあまり言いたくありませんでしたが、【現実】を知って頂きたいので、初めて書かせて頂きます。
2011年3月【東日本大震災】が起こり『放射能』が漏れ出しました。
あの時、私のスタッフには新婚間もない夫婦が福島勤務をしておりました。
その新婚の夫婦に対して福島の方は「私たちは毎日『放射能』を浴びているのだから、
あなたたちもすぐに福島に戻って来て『放射能』を浴びなさい!」と言いました。
私は気が動転してそんな言葉を発してしまったのだろうと思いたかったのですが、
その福島の方はその後も新婚夫婦に同じ事を繰り返しましたので、私は【福島霊視】をするのを止めました。
私たちは『放射能』が恐くて【福島霊視】を止めたのではありません。
『その福島の方々』に嫌気がさしたからです。
人間というのは【自分自身に危険が迫って来た時】に、その人の本当の姿が現れるものです。
是非、その福島の方には【人間として成長】して欲しいと願っております。
今という時代は【先生】と言われる方々が、オカシナ事を言う時代になってしまいました。
【空気を読めない人】の特徴は『私を見て・見て・見て!』というタイプの人間たちです。
つまり、他人の事よりも『私を大事にして!』という方々なのです。
近年はこのような人間が増えて来たように感じます。
他人を思いやる気持ちを育てるために、今まさに【空気読めない科】を創設した方が良いのかもしれません。
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