180.【沖縄】の光と陰


今から約30年も前の事ですが、私は師匠(十条の先生)から【沖縄】の話を聞かされた事がありました。



私の師匠は沖縄返還(1972年)後に、3ヶ月間に渡って戦没者の御回向をされました。



その様子は凄まじいもので、毎日コーヒーを17杯も飲みながら、アチコチへ慰霊に向かったそうです。



その話をしてくださった時に師匠は私に「今の【沖縄】はだいぶ軽くなったよ。」と仰っていたのですが、

今の私にはその意味がよく分かります。



【沖縄】には沖縄県民の霊だけでなく、外来の方々の幽霊や外来の方々に関係する『不思議な存在』が沢山いるのです。



そういう訳ですから、私が日本の本土で行っている《霊視やお祓いや祈祷》ではとても対処し切れません。



そこで私は【沖縄】では自分自身の身を守るための『数珠やバングルや指輪』を身につけた上で対処するようにしています。



それほどに【沖縄】という所は凄い場所なのです。



【沖縄】という島は美しい所で、人の心を癒してくれます。


これが【沖縄】の『光』の部分だと思います。



そして『影』の部分というのは、戦や戦争によるものです。



【沖縄】は大東亜戦争において日本国内で地上戦が行われた唯一の場所です。



この【沖縄戦】においては沖縄県民の4人に1人が亡くなられました。



戦後74年が経ちましたが、戦争の影響は今もってあります。



私は沖縄に恩返しをするつもりで【ボランティア出張マッサージ】を行っているのですが、

そのマッサージをしているとマッサージの依頼者の体の中から不思議な存在が現れて来る時があるのです。



つまり、今はゴルフ場になってしまった土地に眠る霊たちが救いを求めて私の前に現れるわけです。



私は【沖縄戦】で亡くなられた方々への回向並びに

マッサージの依頼者が身体健全になるようにと祈祷しながら【ボランティア出張マッサージ】をしております。



私は師匠と同じように、これからも【沖縄戦】で亡くなられた方々すべての御回向をして行きたいと思っています。




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