163.妖怪【ノヅチ】の生霊
昨日の朝はビーチの近くで不思議な存在を目撃した。
頭に白い布を巻き、長身の人間のような存在が畑から浜辺へと歩いて行ったのだ。
しかし、浜辺には誰の姿もありませんでした。
そして昨日は《ボランティア出張マッサージ》をしている時に妙な存在が現れた。
その存在の特徴をインターネットで調べてみたら、どうも【ノヅチ(野槌)】らしい。
どうやらマッサージを受けていた患者さんに【ノヅチ】の生霊が取り憑いていたようだ。
鎌倉時代の仏教説話集には、『徳のない僧侶』は深い山に住む土型の蛇に生まれ変わるとされている。
つまり、『徳のない僧侶』というのは、口だけが達者で『智慧の眼』も『信の手』も『戒めの足』もなかったため、
【ノヅチ】に生まれ変わると言われていたようだ。
【ノヅチ】というのは口だけがあって目や手足のない姿だったからである。
私はこれまで『座敷わらし』・『キジムナー』・『貧乏神』・『アカマタ』という妖怪(精霊)を見て来たが、
私の霊能力は沖縄にて急成長しているようだ。
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