144.『勉強法』と『やる気スイッチ』
私の性格は子供の頃から複雑で、
【負けず嫌い】なのに【努力をしない】・・・そんな人間でした。
だから、お恥ずかしい話ですが小学校時代から今日まで勉強したという記憶はほんの僅かなのです。
最初に一生懸命勉強したのが小学4年生の3学期。
それから小学6年生の3学期~中学2年生の12月12日まで。
それ以外の時は、ほとんど勉強していませんでした。
その後の人生でも一生懸命になって勉強したのは、
自衛隊の陸曹候補生の試験の時と移動式クレーンの免許取得の時、
あん摩・マッサージ・指圧師免許を取得した時と第4級アマチュア無線の免許取得の時のみです。
勉強が楽しくて勉強をしたのは31歳の時に入学した【正眼短大】に在学中の時だけでした。
それほど、私は努力をしない人間だったのです。
私に本気の『やる気スイッチ』が入ったのは、
自衛隊に在籍中の折『馬鹿にされた』のがキッカケでした。
私はある先輩に「お前は○○高校卒業だけあって、やっぱり馬鹿だな!」
と言わて、私の心に火がついたのです。
元々私は【負けず嫌い】で【執念深い】ですから、
言われたまま、負けたままでは終わらないのです。
私は相手をぐうの音も出ないぐらいにしないと収まらない魂を持っていますから、
その後の試験で猛勉強し、自衛隊の試験でも全体で2番の成績を修め、
銃剣道でも負けませんでした。
とにかく、自分で言うのもなんですが【蛇】よりも執念深いのです。
だから、私の性格は【祈祷向き】だと思います。(苦笑い)
おそらく、私は前世から祈祷(呪詛)をやっていたのではないでしょうか?
もしも、師匠(十条の先生)に諫められなければ、
私は今世でも【呪詛】を掛けていたかもしれません・・・。
私が本気で勉強を始めた時に行った『勉強法』というのは、
中学校の時の恩師である林先生に教えて頂いた、
間違っていた問題を別のノートに書き出し、
その間違った問題だけを何度も繰り返し再試験するというものでした。
私が中学生の頃は面倒くさくて全くやらなかったのですが、
人間とは勝手なもので闘争心に火がつくと、
がむしゃらにやるものです。
私はこの林先生の『勉強法』を行うようになってから、
他人に馬鹿にされる成績を取った事がありません。
福島県の中学女子ソフトボール大会で優勝させた事がある『林先生』は名伯楽だったと思います。
私は今でもあの『林先生』を忘れる事が出来ません。
ありがとうございました。(合掌)
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