１２６．反省しても後悔するな！

人生は反省しても後悔するなと言うけれど、後悔する事ってあるものです。



これは自己満足に過ぎない事だが、私は『一年間の三輪山修行』を終えた後に山梨県の【七面山】を５往復しようと考えていた。



言うなれば、それをするために【三輪山】で修行していたようなものだったからだ。



それが私は自分の判断ミスで【七面山】を５往復する夢が断たれてしまったのだ。



その事が悔やまれてならない。



私の夢を代わりにやってくれたのが一徳だったのです。



人との繋がりというのは難しい。



初めのうちは従順に私の言葉を聞くが、親しくなって来ると、徐々に図々しくなり生意気な事を言うようになる。



『親しき中にも礼儀あり』であれば良いのだが、なかなか難しい。



相談者の事を想っても私の想いが伝わる事は少ない。



人にはそれぞれに生きる道がある。



その道を歩んでいくのです。



他人には言えない苦しみを抱え、人知れず泣いて耐えるのです。



そして静かに時を待つ。



一生懸命にやり続けていくと、誰かがその姿を見て声を掛けてくださるものです。



それは『一年間の三輪山修行』をした時に知りました。



暑い夏に大神神社の警備員の方から突然《スイカ》を頂いた時、

そして修行も終了近くなった時に

昭和３９年の東京オリンピックで審判員をされた池田さんから《東京オリンピックの記念メダル》を頂いた時、

人はちゃんと見ていてくださる事を知ったのだ。



ひたすら努力してやって行くうちに、一緒に人生を歩いてくれる人が現れるのです。



だから、まずは自分自身が動き出す事が大事だ。



夢を追って楽しみながらやって行く事。



一生懸命にやっていると、苦しくなった時に誰かが応援してくれるものだ。



だから私も誰かのために応援する。



心は回すもの。

回して回して他人に繋げて行くものです。



そうして行くうちに、必ず相手に気持ちが伝わるのです。



自分を信じて生きて行けば、必ず夢は叶う。



私はそう信じています。





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