私は師匠(十条の先生)と共にパワースポットへ泊りがけでお詣りに行く際には、
まず師匠を車で迎えに行き、食事代から宿泊代そして同行して下さったお礼を包ませて頂くのが当たり前でした。
それは師匠が私たちのために貴重な時間を割いて、私たちに同行して下さり、有り難い事を教えて下さるからでした。
しかし、今の時代はこの『当たり前』の事が分からないのです。
師匠に連れて行ってもらうのが、むしろ当然という感じなのです。
そして自分が誘ってもらえないとなると「どうして私は連れて行ってもらえないのですか?」と言って詰め寄って来る者までおります。
酷い時には、師匠が車を運転しパワースポットを案内しているにも拘らず、
相談者の中には「私はその曲が嫌いなんです。私の前でその曲を掛けないでください!」という者までいるのです。
本来【お詣り】というのは、相談者の皆さん自身が計画を立てて行くべき事であり、
師匠が一緒に同行して下さるなどと言う事は特別な事なのです。
だから、本当なら【感謝】しなければならない事の筈なのですが、現代は違います。
師匠と共にお詣りするという事は、相談者の方が一人で行う【一人行】では感じ取れない事を、
師匠の力の導きによって感じる事が出来たり、有り得ないサプライズを体験出来たりするのです。
それが解らないようじゃ師匠と共にお詣りしても意味がないと思います。