【霊】というのは人間だけとは限りません。
【動物霊】というのもちゃんと存在します。
それゆえ【動物(ペット)】の『輪廻転生』も実際にあるのです。
ちなみに、私の愛犬『次郎丸』は『セーラ1号』に生まれ変わって来ました。
一般的に【動物霊】というと、犬・猫・鳥・ウサギ・馬など様々おりますが、代表的なのはやはり【狐】だと思います。
【狐】は昔から高い霊力があるとされて来ました。
だから『狐憑き』とか『狐火』という言葉が今でも残っているのだと思います。
それでは【狐】に取り憑かれると、どうなるのでしょうか?
それは、理性よりも本能が身体を支配するようになって行きます。
その為、例えば夫と子供がいる女性であっても、家族に嘘をついてまでも外出し
不特定多数の男性とSEXをし続けるようになります。
そして性的な面だけでなく、食事に関しても規則正しく時間通りに食べるというよりも、
本当にお腹がすいてこない限り動き出さなくなるのです。
家の中の事に関しても、必要以上に物を集めるようになり、しかも片付けられなくなりますから、
家の中は散らかり放題になります。
この【狐】の霊は大きく分けると2種類に分類されます。
一つは『神様のお遣いの狐』の霊、もう一つは野の狐すなわち『野狐(やこ)』の霊です。
『神様の御遣いの狐』は、ウカノミタマのミコトのお遣いで、
人生の道を切り開いてくれたり、商売を繁盛させてくれたりします。
ただし粗末に扱うと、人生の道が閉ざされたり、商売を駄目にされたりしてしまう事があります。
もちろん神様の御遣いとして働いているわけですから、『品』があり人の心を読み、心を汲んでくださるのです。
『野狐(やこ)』は、動物的な欲求に忠実で、性欲が激しく物欲が激しいのです。
それゆえ、異常なまでの金銭欲があります。
神様の御遣いの狐に比べると『下品』で、お金や物を供えないと願いを叶えてくれないという傾向があります。
つまり、多くのお金や物を供えた者ほど、願いを叶えてもらえるのです。
私は以前、京都の伏見稲荷大社から勧請したという地方ではかなり有名なお稲荷さんへ行って
【霊視】をした事があるのですが、その神社の祭壇にいたのは大きな狐(野狐)でした。
つまり、その神社に祀られていたのはウカノミタマのミコトではなかったのです。
このように神職がいる稲荷神社だからといって、必ず神様がいらっしゃるとは限りません。
皆さん充分に気をつけて参詣してください。
これは余談ですが、よく仲の良い夫婦の代名詞となっている【おしどり夫婦】の【おしどり】は、
オスが餌を探しに出ている間にメスは他のオスと交尾をしているという事実が確認されています。
これは学者が研究しての結果ですから、本当に残念に思います。