「知っている」と「やれる」とは違う

お酒の席などで野球談義になったりする事があります。


すると、プロ野球解説者なみにルールに詳しく「こういうケースは、こうするのがセオリーなのです!」という具合に野球常識を知っている人がいるものです。


そこで「じゃ、今度の日曜日に草野球の試合があるから助っ人に来てもらえないかな?」と話をふると、
途端に顔が曇ってしまう人がいたりします。


つまりこれは口で言うほど、実際はあまり野球が上手ではないからなのです。


やはり野球を『知っている』のと『やれる』のでは、まったく別という事です。


これは【霊に関する事】もそうです。

全世界を見渡せば、霊に関する情報や知識は、イギリスなどの方が日本よりもはるかに豊富です。


それらの情報や知識を得て上手に話し、【霊視】や【お祓い】の真似事をして見せれば【霊能者】と思われるかもしれません。


しかし、先程の話ではありませんが『知っている』のと『やれる』のとでは訳が違います。


これは野球が上手く出来ないというのとは比べものになりません。


なぜなら、偽の行為が【命取り】になってしまう場合があるからです。


素人は決して【霊能者】の真似をすべきではありません。


また、たとえ【霊能者】であっても、自分の力以上の事をやろうとすれば、【霊能者】だって命取りになります。


やはり、何事も分相応に生きる事が大事です。





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