怨念を祓う祈祷から・・・
一昨日も【東京(小岩)の妙光庵】で、しっかりと気合いを入れて【祈祷】をして参りました。
私たちは7月13日~15日まで【秩父三十四観音霊場めぐり】を楽しみながら行っています。
私は何かアクシデントがない限り、毎日【祈祷】をしているのですが、最近気づいた事があります。
【祈祷】の内容をよく見ると、『合格祈願』の祈祷よりも『怨念祓い』がらみの祈祷の方が多くなって来ているのです。
よくよく考えてみると、私は怨念を送られる側にも原因があるのではないかと思うことがあります。
もしかしたら、現在怨念を送られている人が元々の加害者ではないかと思える時があるからです。
そうだとしたら、元々の被害者は現在怨念を送っている人という事になります。
その元々の被害者が、悔しさのあまり亡霊となって怨念を送っていたとしたら、これは悲劇です。
元々の被害者が、この世では私に【怨霊封じ】の祈祷をされているのですから、皮肉としか言い様がありません。
やられてやり返してまたやり返されて・・・
というのでは、結局はどっちもどっち【同じ穴のムジナ】と言われても仕方がないと思います。
私は決して最初にやられた側が、泣き寝入りしろと言っているわけではありません。
ただ報復の事ばかりを考えていたら、善人だった筈の元々の被害者の心の中に【鬼】が住んでしまう事になります。
そんな事になってしまったら、元々の加害者は当然【鬼】ですから、両方とも【鬼】になってしまうわけです。
お互いが【鬼】になってしまったら、終わりのない争いになってしまう事でしょう。
どちらかが【仏の心】を持って、許してやろうと思わない限り、報復は終わりません。
最近の私は、怨念を送っている人の心を癒すための祈りを始めています。
元々の被害者である筈の人が、怨霊扱いされるのでは気の毒でならないからです。
なんとしても怨念の炎を鎮め、安らかな気持ちになって生まれ変わってもらいたいと思います。
このような怨霊とは別に、現代は自分勝手な気持ちで怨念を送ってくる者がいます。
そういう自分勝手な者に対しては、断固として許すわけにはいきません。
自分勝手な者の怨念には、絶対に負けるわけにはいかないのです。
ですから私はそういう怨念に対しては【怨念返しの祈祷】をするのです。
最近はどうも、この手の訳の分らない怨念を送る人が増えて来ているようです。
そういう怨念に対しては、私は決して容赦しません!
私の行為は、送って来たプレゼントを受けとらずに、そのままただ返すだけの事ですから、
先程の【同じ穴のムジナ】とは異なりますので、皆さん間違わないように宜しくお願い致します。
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