私が4歳の頃から住んでいた家は、長屋風の市営住宅でした。
そのせいもあってか時々一戸建てに住んでいた大人たちから見下されるような目で見られた事がありました。
当時の私としては時々嫌な気持ちになった事もありましたが、普段は別に気にしていませんでした。
それはおそらく日常の生活が楽しかったからでしょう。
ただ、一つだけ子供心に傷ついていた事がありました。
それは、一つ上の先輩で一緒に勉強した事もない人に、顔をあわす度に私を馬鹿呼ばわりする人がいたからです。
その人の名を、敢えて書かせて頂きます。
それは『○○けんや』という名前でした。
【名は体を表す】と言いますが、本当でしょうか?
この人物の名前の響きが、そういう事をさせたのかは分かりません。
もしかしたら、【前世】のどこかで
『○○けんや』という人物と私の間に何らかの絡みがあり、
このような嫌がらせを受けなければならない理由があったのかもしれません。
今のところは定かではありませんが、いつの日か霊視をしてみたいと思います。
私は修行のために山梨県にある身延山へお詣りに行く事があるのですが、 その時に目にするのが『巨木』です。
【風雪に耐えた木は強い】です!
私もそのような強い男になりたいものです。
今から約750年前、日蓮様は身延の山に入り修行されました。
その当時の御草庵跡が今でも残っているのですが、
御草庵跡を見る度に日蓮様の御苦労が偲ばれ、私はいつも「もっともっと修行しなければいけないな!」と感じます。
とにかく【すべき事】を一つ一つ実行して行く事。
それ以外にないと思います。
自分の人生を切り開くのも閉ざすのも自分自身の努力次第だからです。
結局は、自分で努力した分しか身につかないのです。
日蓮様のように、どんな苦難にも耐えられる信念の強い人間になりたいものです。