前世についてのQ&A



※ 私の場合、今 生きているひとつ前の生きた時代のことを「前世」とし、
それ以前の様々な生きた時代のことを「過去世」として表現しています。




大昔は人口が少なく、今の世界の人口を考えると
人が生まれ変わる(前世がある)確立が少ないと思うのですが
いかがなものでしょうか?



霊視をしていると、前世や過去世の事が出てくることがあります。
すると、この人も土方歳三、あの人も土方歳三というように
「えっ?」と思うようなことが起こります。

どうやら魂というのは、人口の増減に見合うように分裂したり合体したりして
うまく調整して何度も生まれ変わるようです。

ですから、例えば天草四郎時貞の生まれ変わりという人が、全国のあちこちにいても
全然おかしくないわけです。

この魂のことは、人間の頭の中だけで考えると、なかなか理解しにくいかもしれません。

いつの日か、この魂のことを誰もが理解できるように、科学で解明される日が
来るといいなと思っています。



何時頃から前世が見えるようになったんですか?


霊視を始めるようになって、5年目の頃だったと思います。

名古屋方面から一人の女性が霊視を受けに来ました。

その女性は、純粋な日本人であるにも関わらず、霊視で見えてきたのは、
外国の潜水艦に乗った軍人でした。
彼女は純粋な日本人ですから、先祖に外国の潜水艦に乗るような軍人さんなど
いる訳がないのです。

その軍人さんを霊視し続けている時にこちらに向かって敬礼をしていたのです。

それを彼女に伝えると、
「私は何故か、人に会うと、今 先生が仰られたような敬礼をする癖があるのです。」
と言うではありませんか・・・
それを聞いた時に、この映像は彼女の前世ではないかと思ったのです。

その後の霊視から少しずつ前世の姿を見られるようになったのです。




誰にでも前世はあるのですか?



以前聞いた話なのですが、魂というのは300~400年に1回、
生まれ変わるようなサイクルになっていると聞いたことがあります。

しかし、私の霊視によると、人間は驚くほど早く生まれ変わっているようなのです。

ですから、前世というものは私達が思っている以上に幾つもの前世があるのです。

つまり人間は何度でも生まれ変わり、幾つもの前世(過去世)があるのです。





必ず前世と同じ性別で生まれ変わるのですか?



人間は前世及び過去世からずっと何度も繰り返し生まれ変わっているようです。

男性として生まれたり、女性として生まれたり、その時々で様々な状態で
生まれ変わっているようですね。 

ただ、人それぞれ特色があるようで、圧倒的に男性として生きていることが多いとか、
女性として生きていることが多いとかがあるようですよ。





必ず同じ国に生まれ変わるのですか?



生まれ変わりというのは実に不思議なもので、
いつも同じ国に生まれ変わるとは限らないようです。

例えば、日本人でも海外旅行好きな人の場合などは、海外の様々な国に
生まれ変わっているのですよ。





「この子はひいおじいちゃんの生まれ変わりだ」
と、言う話をする人がいますが、そんなことはあるんですか?




生まれ変わりというのは、全く あかの他人の所に生まれ変わるばかりではなく
当然、身内の先祖の生まれ変わりとして生まれてくることがあります。

そういう場合、遺伝子的に似ているから顔立ちだとか仕草とかが似ているだけでなく
前世で傷を負った場所と同じところを怪我したり同じような痛みを
味わったりするものです。

そういうことで、単なる似ているのか生まれ変わりなのかを、
判断することが出来るのですよ。





前世と今世とのつながりは?



自分で何となく惹かれて、旅行する場所や好きな食べ物そして嗜好品などは、
前世で自分が関わった場所であったり、そこの特産物であったり
自分のトレードマークであったりする場合があるものです。

これらの事は霊視をすると面白いぐらいに一致する内容のことが出てまいります。

そんな時に、今 目の前で起こっている出来事や出会いが
単なる偶然ではない前世と今世のつながりを感じさせるのです。





生まれ変わりの周期はどれくらいですか?



生まれ変わりの周期については、かなり個人差があるようです。

これは、個人の性格によるものが大きいようです。

例えば、子煩悩といわれるような人の場合は、自分の子供や孫が一人前になって
心配ないような状態になった時に、生まれ変わろうとするようです。

その反対にあまり周りのことに関心がなく、自己中心型の人の場合は
死んで間もなく生まれ変わるようですよ。





生まれ変わった時に出会う人は、前世で関わった人と縁があるのですか?



私の霊視によると、今 出会っている人の中でも特に親しくしている人というのは
前世でもかなり身近にいた方のようです。

ただ顔の感じや間柄が多少、違っているだけみたいです。

例えば、前世は兄弟だった人が今世では夫婦になったり、
前世で親だった人が今世では恩師になったりというように、
配役というか間柄が異なっているだけのようです。





前世で関わった土地と、どのように関わればいいのですか?



私は前世で関わった土地の氏神様や菩提寺、そしてその当時お世話になった方が
住んでいた場所や史跡にお礼参りをするように勧めています。

これをすることによって、不思議と前世で関わった土地の方や
恩師の生まれ変わりではないかと思われるような方に巡り会うものです。

これは前世で関わった土地を踏んできた縁によって、
引き合わされているんだと思います。

もし前世で自分が戦をした場所に行った場合などは「私の前世でこの土地において
戦った敵・味方双方の方々どうか幸せに生まれ変わり下さい。」といって
心の中で慰霊してくるといいのですよ。




前世はひとつだけですか?



前世をどう定義するかによって、言い方が変わってくるのですが、例えば今生きている
今世の一つ前の生きていた時代のことを前世と言うのであれば、前世は一つです。

そうではなく、大きく考えて今 生きている今世の前に生きていた時代全てを
前世(私の場合は過去世と呼んでおります)とするならば、
人間は何度も生まれ変わりますから、
前世は皆さんが思っている以上に沢山あるのです。





霊視で前世が分った時、どうすればいいのですか?


魂というのは何らかの前世での傷を持って生まれ変わってきているものです。

それは繰り返し霊視を受けることによって、はっきりしてまいります。

例えば、鉄棒の逆上がりが出来ないで苦しんだ前世があるとします。
すると、今世ではその鉄棒を見ただけで逃げ出したくなるものです。

そういう場合、今世でその苦手意識を克服していくことが必要になってきます。

なぜなら、”一事が万事” と言う言葉があるように、苦しみから一度逃げ出してしまうと、
苦しみが訪れるたびに逃げ出したくなる衝動に駆られてしまうからです。

そうなると、常に逃げまくりの人生になってしまいますから、そうならない為に
些細なことであっても困難を乗り越える努力が必要です。

そういう努力をしていくと、前世での心の傷や失敗を乗り越え新しい自分を
作り出すことができるものです。

新しい自分を作る努力をすべきですね。





歴史上で凄い人が前世と言われたら、怖い気がするのですが・・・?



う~ん、確かにそれは言えますね(苦笑)。

誰でもそうですが、人間には表の顔と裏の顔があるものです。

人生とはいい事ばかりではありませんから、汚点も当然ある訳です。

これが、歴史上名が残っている人であればあるほどスケールが大きくなるものです。

それゆえ最高責任者としての責任やけじめを果たさなければならないことも
あると思います。

ですから浮かれてばかりいられないのですよ。





前世で呪詛をかけられるとどうなるのですか?


平安時代末期、武士が台頭するまでは、呪詛をかけて相手を倒していた
時代がありました。

呪詛をかけられた魂というものは、その呪詛を解かない限り自由がきかないものです。

ですから生まれ変わるたびに人物的には小物になっていくようです。

出来ることなら、何度も霊視を繰り返し受けて、
呪詛を解くための祈祷を受けるようにすると良いと思います。

そうすると本来の持っている才能を活かすことが出来るのですからね。





霊視をすると誰でも前世が見えるのですか?


これは霊視を受けに来る人の状況によっても異なってまいります。

この世において開運するための方法として、まずしなければならない事柄から
出てまいりますので、必ずしも前世のことがすぐに出てくるとは限りません。

しかしながら、この世で与えられた生活環境というものは前世の影響が強いので、
霊視を繰り返して行けば必ず誰でも前世のことを知ることができるのです。





前世が動物の時ってあるのですか?


これはですね、私が今まで霊視してきた中ではありません。

もしそういう事実があった時にはご報告致します。





前世で敵だった人と、今世で出会うとどうなるのですか?


人間とは不思議なもので、初対面であるにも拘らず虫唾が走るというか
口も利きたくないような衝動に駆られるような相手がいるものです。

こういう場合、前世の記憶がそういう感情を引き出すようです。

ですから前世が敵であった場合どうしても感情的にぶつかりやすくなるようです。

しかしながら、生まれ変わる意味というのは
前世の清算と新しい自分を作り出すことにあるのですから、
前世と同じように争ってしまってはいけないのです。

少しでも魂を成長させ共に生きて行くための努力をしていくことが大切ですね。




霊能者 日宋が語る【前世】



【前世】を知ることが、いったい何の役に立つのか?

今を生きることが重要なんだから、前世なんて関係ない!」

そう思う人もいるかもしれませんが、

【前世】は、あなたの今の人生に驚くほど影響を与えているのです。



たとえば個人的には良い人間が集まっている会社の筈なのに、

どうしても人間関係がうまくいかない・・・、


自分としては努力しているつもりなんだが、

なぜか努力しても努力しても人に認めてもらえない・・・、

と言うことはありませんか?


このような事が起きるのは、あなたの前世の生き様が影響している場合があります。

すべての出来事は【因果応報】により起きているからなのです。



そんな時は原因となっている前世を知り対処していけば、

人間関係が改善されたり、

あなたにとって本当に良い環境で生活できるようになったりするのです。


前世を知る目的は「前世の自分は誰だったのか?」を知ることだけではありません。

有名だったのか?無名だったのか?などどうでもいいのです。


問題は≪前世の生き様≫です。

どのように生きて、どのように死んだのかを知り、犯した過ちや罪を知ること・・・

もちろん、これは過去の自分を責めるために行うわけではありません。


前世で自分がどんな罪を犯しているのかが分かれば、

今世で赦されるチャンスを得られるわけです。


前世での過ちを知れば、今世で同じ過ちを繰り返さずにすむことでしょう。


つまり【今の人生】をより良く生きるために【前世】を知ることが重要なのです。

そして生まれ変わりを繰り返しながら、自分の魂を磨き高めていく・・・。

これこそが生きる目的です。


現在、私の相談所に来られる方々は、

ほとんどが私の前世と何らかの関わりを持っている方々ばかりです。


もちろん中には【逆側の縁】の方もいらっしゃいます。


これもまた意味のあることなんです。


たとえ前世が【逆側の縁】だったとしても、

今世ではお互いに助け合い、魂を高め合っていく努力が大切です。

そうやって生きてこそ我々の魂が成長していくのですからね。


皆さんも自分の魂を成長させるために、自分の前世と向かい合ってみませんか?


自分自身を知ることは、時に辛さを伴うこともありますが、

それを乗り越えた時に【本当の幸せ】をつかむ事ができるのですから・・・。
 日宋






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