109.日本人へ



「不動心」とは、手が必要なときは手を用い、足が必要なときは足を用いるというような、

必要なときに必要なものをこだわりなく使うことをいうのだそうですが、

こういう日本人になりたいものですね。



これは「風見鶏」のように右から風が吹いてくれば右を向き、

左から吹いてくれば左を向く・・・というものとは、まったく別次元のものです。



これからの日本人は、大事なことをうやむやにすることなく、

「悪いことは悪い!」と、はっきり言える強さを持つべきですね。



そして、日本人として恥ずかしくない「骨太の人間、骨太の生き方」をすべきです。



今の日本人には、これが欠けているように思います。



今は、細身でかっこうの良い人間が、もてはやされているようですが、

大事なのはハートなのですからね。



大地にしっかり足をつけた日本人が増えて欲しいものです。



今の日本人には想像もつかないでしょうが、

日本人は、むかしから世界でも類をみないほどの多信仰で、

八百万の神様(やおよろずのかみ・・・神道における神観念で、きわめて多くの神々。)

を崇めてきました。



つまり日本人は、森羅万象(宇宙に存在する一切のもの。あらゆる事物・現象)に

感謝して生きてきたのです。



そしてまた、仏像(仏様)や亡くなった人々に対してお香(お線香)を供えることをしてきました。



これは、良い香りを嗅いでいただこう・・・

或いはこの香りによって心を平安にしていただこうという思いからだったと思います。



しかし、現代はそのお香やお線香の香りに対しても嫌悪感を抱く人々が増えてきているようです。



まるで、お線香を炊くことが悪いことのように言われてしまうのですから残念です。



感謝や奉仕の心を理解できない日本人が増えてきているようです。



何に対しても謙虚に、感謝する心を持っていた日本人の心をとり戻せ! と大声で叫びたいですね。




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