108.塩をまけば、いいってもんじゃない!



よく、ケガレを祓うためや、清めのためとして、お塩をまく事があります。



確かに、お塩には「不浄なもの」を清める等の効果があります。



しかし・・・本来「ケガレ」とは「気」が「枯れる」事をいい、

良く言われているような、汚いものや不浄なものを言うのではないのです。



ですから「ケガレ」に対してお塩をまくのは、不適切な行為だと思います。



また、トイレやお風呂等の水まわりのお祓いの為にいきなりお塩をまく人がいます。



ですが、これもとんでもない間違いなのです!



なぜなら・・・トイレ、お風呂等の人間の生活に重要な場所には、

それぞれ、そこを守って下さる為の神様、仏様がおられるからです。



ですから、いきなりお塩をトイレ、お風呂などにまくという事は、

いわば「神様」「仏様」と「不浄なもの」を一緒にしていることと同じことになります。



このような行為は「神様」「仏様」に対し非常に失礼な行為をしていることになってしまうわけです。



このような場合に、もしお塩をまくのなら、神様・仏様に今まで守って頂いていたお礼を述べて、

一度その場所を離れていただいた後にするべきなのです。



また、お葬式の後にも「お清め」として、お塩をふりかけますが、

これもまた変な話で、人が死んだからといって急に「不浄なもの」になるわけではないのですから、

これも本来必要ないのです。



それでは、本当にお塩をまく必要がある場合とは、どんな場合でしょうか?



それは、不浄になっている土地(例えば、そこに邪気が溜まっている場所)や、

人を不幸に陥れるような邪悪な浮かばれない者がいる場合に、

その場所を「みそぎ」しなければならないときに必要になってくるわけです。



それともう一つは「魔を祓う」時などにも行う事があります。



(これは生き霊のことですが)例えば、お相撲さんが取り組みの前に、

塩をまいて「しこ」を踏みますよね。



あれは、悪霊(生き霊)を鎮める意味があるようです。



つまり、「魔」を祓っているわけです。




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