人間の質





「あいつは、性質(たち)が悪いから気をつけろ!・・・」

というような言葉を映画などで耳にしたことはありませんか?



人はそれぞれ、いろんな性格を持って生まれてきています。



自分さえ良ければいい! と思って生きている者もいれば、

常に他人のことを思いやって生きている者もいるわけです。



皆さんは、映画「タイタニック」を観たことがありますか?



私はこの映画が上映された当初、

ただの恋愛ものだとばかり思って敬遠していたのですが、

妹に是非ビデオを観てと薦められ、

それからなんと13回も観てしまいました。(笑)



あの映画には、恋愛を超えた人間愛の大切さ、

それと人間の質というものを考えさせられます。



まだ観ていない人は、ぜひ一度ご覧になってみてください。



あの映画では、

生きていくうえで貧富の差がどのように影響してくるのか?



そして、この世の終わりというときには、

貧富の差など何の意味もないことがわかると思います。



「われ先にと救命ボートに逃れようとした人達、またはその救命ボートに

乗りこみ生き延びることができた人達にも、その後の人生において、

神の許しだけは、待ってもこなかった・・・。」とあります。



なぜなら、それは最優先に救命ボートに乗ることができたのは、経済的に

裕福な一等船室の人たちばかりであり、三等船室の人々などは後回しに

されてしまい亡くなられた方が多かったからなのです。



命の重みに一等も三等もないわけですから、一人でも多くの方を助ける

ような行動をして欲しかったですね。



悲しきかな人間というものは、自分が追い込まれたときに、

その人の本性がでてしまうものです。



自分が助かりたいばかりに、

他人を蹴落としてでも生きようとする者もいれば、

恐怖と不安で逃げ惑う乗客のために最後の最後まで、

演奏をし続けた楽士のような人もいるわけです。



何度も言いますが、

人間の質に貧富の差などあるわけがありません。



乱れた時代だからこそ私達には益々、

人間としての質を高めるような教育が必要であり、

自分を研いていく努力が必要になってくると思います。



来世においても神様に愛され、生かされる人生を歩めるように、

自分を育てていくことが大事だと思いますね。



仮に、この世で不本意な死に方をしたとしても、

その死に方が誰かを生かすためのものであれば、

無駄になることはなく、来世で生かされることになるのですから、

そういう生き方をしたいものです。
 
 
 
 

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