堂々巡りするなかれ


私はこれまで27年間【七面山】を登詣して参りました。

おそらく私は日蓮宗の僧侶の方々よりも【七面山】を登詣していると思います。

 

その他にも前世で関わったと思われる神社・仏閣・史跡を数多く巡って参りました。

 

その事を知っている相談者の方々には「先生、今月はどこへ行くのですか?」と尋ねられる事があります。

 

私はかつて霊視を受けに来た相談者の方々を前世に関係がありそうな所へ連れて行ったものですが、
何故かお詣りの最中あるいはお詣り後に急に雲行きが怪しくなり、私に楯突いて来る参加者(相談者)が現れる事がありました。

 

今でも忘れられないのは、隠れキリシタンのご供養に長崎県へ行った時の事です。あれが一番酷かったですね・・・。

 

 

色々な事が起こるのも前世からの因縁なのでしょう。結局は前世と同じ事を繰り返してしまうのです。

 

つまり、堂々巡りのような人生をしてしまうわけです。これが残念で堪らないのです。

 

私はよく師匠(十条の先生)から「『先生、先生!』と親しげに言ってくる人には気をつけなさい!」と教えられたものですが、
残念ながら私は何度も同じ失敗を繰り返してしまいました。

 

我ながら【お人好し】の堂々巡りの人生には呆れてしまいます。

 

私自身も含め、堂々巡りをする人間は物になりません! 時間の無駄です。

 

その点、我が師匠は素晴らしかった!

「この人は、駄目だ!」と思うと、あっという間に霊視を終了させ、相談者の方を上手に帰してしまいましたからね・・・。

 

まさにプロフェッショナルです。

 

何事も夢中になり過ぎて、がむしゃらにやっていると大事な事を見過ごしてしまうのです。

 

とにかく、急がず慌てず、少し疲れたなと思ったら、休憩を取りながらやっていくのが一番です。



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