自分の前世を訪ねて

              




若い頃、自衛隊にいる時は銃剣道という戦技に明け暮れ


「気・剣・体の一致」を旗印に「気迫で突け!足で突け!弱音を吐くな!」


という掛け声と共に生きてきました。




それから180度転換し、戦いから癒しの世界へと生きる道を変えて


「他人に喜んでもらえることをすることによって、自分が生かされる・・・」


という信念で、20年間癒しの道を歩いてまいりました。




ここで弱音を吐くつもりではありませんが、

今とてもすがすがしい気持ちになっているところなので、

自分の気持ちをそのまま文にしてみたいと思います。



皮肉なことですが、

私が「この人を何とかしなければ、死んでしまう・・・」と思い、

他の人以上に力を入れて治療なりお祓いをしてきた人に限って、

なぜか元気を取り戻した途端「今までお世話になりました!」とは、

ほど遠いほどの言葉を残して去ってゆくのです(苦笑)。



「なぜ?」という思いは当然ありましたが、

これも年のせい?でしょうか(笑)、

慣れてしまったとでも言うのでしょうか?

臨機応変に対応できるようになったようです。



結局は、「自分さえ良くなれば、それでいい・・・」という

人間の方が多いんですよね。



馬鹿みたいな失敗を繰り返しながら、

わざわざ遠回りの人生を歩んできた私ですが、

神仏はこんな私のことを見捨てないで見守ってくださっていたようです。



本当にありがたいものです。



今日まで「他人のために!」という思いで、

自分の体に鞭打って、力以上の事をやってきたせいか、

その反動で、かなり身体にガタが出始めてきてしまいました。



そこで、戦いから癒しへと生き方を変えてから

20年の節目にあたる今回、自分というものを見つめ直す意味で、

九州方面の私の前世に関わるところを歩いてまいりました。



まずは、前世でお世話になった

村上水軍の氏神様(大三島・大山祗大神)の所へ

お礼参りに行ってきました。



山口県では、当時、

京の都をしのぐほどの栄華を誇っていた大内家のお墓へお参りに行き、

それから、源平の戦いで亡くなられた方々の供養という意味で、

壇ノ浦の赤間神宮へ参拝し平家の方々の供養をして九州へ入りました。



九州では、南北朝で戦った相手の方々(菊池武光公・菊池武敏公)の

供養と共に、私の命令によって命を落とされた方々と

私を支えてくださった佐賀の龍造寺家の方々の菩提を弔う意味で、

お線香を供えながらお経をあげてまいりました。



また、私の前世(過去世)において呪縛されたであろう

神社・仏閣などでは、呪縛解除の祈祷をしてまいりました。



実際に昔を思い出して(?)歩いてみると

不思議なことに気づかされます。



例えば、今世で私のことを宗像さんという人がバックアップしようと

しているとします。



すると、前世(過去世)においても、実際に宗像大社の宮司をしながら

武将をしていた方(宗像三郎氏俊公)が私の後援者だったりするのです。



その名前の一致にはただただ驚かされるばかりです。



この度のお参りは愛媛・山口・佐賀・熊本・大分・福岡・広島・島根を

回ってまいりましたが、そこで気づいたことは、前世で訪れている場所は、

それ以前の前世においても訪れている・・・ということです。



平家の落人は西へ向かい、南朝方の落人は東北の方へと生きる場所を

求めて行ったのだな〜と、つくづく感じました。



人と土地との縁とは、

私たちが想像している以上の深いものがあるようです。




今の私の身体は、実際の年齢よりかなりご老体になっておりますので、

リハビリテーションをかねて散歩を始めているのですが、

突然見知らぬ人に声をかけられたりすると


「もしかしたら、この人も前世でお世話になった人かな?」


などと考えてしまうのですから

おかしくなってしまいますね(笑)。




目次へ戻る